『プロジェクトBB』
原題 寶貝計劃/Rob-B-Hood.
製作年 2006年。上映時間 126分。
ジャッキー・チェンに、懐かしきチャンピオン鷹の熱いユン・ピョウ、嗚呼、Mr.BOO!マイケル・ホイ年取ったなぁ。
彼ら香港映画界を代表するスターが共演するアクション・コメディ香港・中国合作。

サンダル、フリーパス、大家の3人は、人を傷つけないことをポリシーに活動する泥棒グループ。そんな彼らが、ひょんなことから大富豪の赤ちゃんを誘拐する仕事を引き受けることに。
誘拐は成功したものの、警察の検問に引っかかり大家が交通違反で逮捕されてしまう。
サンダルとフリーパスは赤ちゃんを連れて逃げ出すが。。。

ジャッキーとマイケル・ホイは『キャノンボール』（1981）以来の共演かな。
せやのに、マイケル・ホイの出演時間は短いのは残念。
加えて、ユン・ピョウはジャッキーのバディでタッグを組んだ勇姿を見たかったかな。
(『香港魔界大戦』以来のふたりかな？)
若しくはバディとは全く真逆の、敵の用心棒役でジャッキーと一戦交えるとかが好ましいんやけど、取り敢えず友情出演に、役を無理やり挿入した感じでどうも無念。
映画レイプ。
マイケル・ホイとユン・ピョウにおいては残念無念。
しかし、今作品は間違いなくジャッキー・チェンの映画であり、失望することはなかった。
(近頃のジャッキー映画は名前だけでのもあるし、名前で客をよべるのはある意味スゴいが)
年齢を重ね、アクションシーンが少なくなっても、この頃はまだジャッキーには力があり、決して期待を裏切らなかった。
確かにジャッキーは80年代の香港映画全盛期のようにはいかないけど、彼の一流のアクション振り付けは今でも独創的で見ていて楽しいし、楽しいセットピースがたくさんありました。
また、コメディも悪くはなく(ジャッキー全盛期の半分にも満たなくても)、加えて赤ん坊のマシュー・メドベージェフとの愛らしいシーンも多く心を溶かしてくれる。
多少、えげつない子どもへの演出は見受けられたが。
ジャッキーと共演者たちのキャラはとても共感できるモンやったし、ほとんどの演技がスムーズやった。
ベニー・チャンは、前作『新ポリス・ストーリー』のようなシリアスな犯罪アクションドラマだけでなく、ファミリー・アクション・コメディも得意としていることを示しはしてたが、この役をユン・ピョウに個人的にはしてほしかった。
香港の有名スターたちのカメオ出演も多いしゲキアツとまではいかないまでも面白い作品でした。

「レイジング・ファイア」が遺作となったベニー・チャン監督とジャッキー・チェン主演という事が決め手となって鑑賞。

ジャッキーが子育てに奮闘しながらのドタバタアクション。

3人の泥棒、サンダル（ジャッキー・チェン）とフリーパス（ルイス・クー）と大家さん（マイケル・ホイ）。「盗みはするけど、殺人、誘拐、放火はしない」がモットーの彼らだったが、お金に困っていた事もあり、引き受けた仕事は赤ちゃんの誘拐だった—— ！？

ちょ、待って。

サンダル、フリーパス、大家さん。
何でこの名前なん！？

ジャッキーが泥棒を演じるというのは珍しいけど、お人好しなのはいつも通りだし、アクションのキレも勿論いつも通り。

高いマンションの外壁に備え付けられたエアコンの室外機を交互に飛び移りながら降りてくるのとか凄い。赤ちゃんが入った籠を抱えながらのカーアクションにはヒヤヒヤ。ジェットコースターが駆け抜けるスレスレを避けるスタントとか実にお見事。

赤ちゃんが何せ可愛い。
ジャッキーのおっぱい吸ってたけど！！

「Mr.Boo！」シリーズのマイケル・ホイ、ジャッキーの盟友ユン・ピョウと香港映画好きなら満足のキャスティング。

ツッコミ所もあるけど、ゆる〜い雰囲気を楽しむなら、全然許容範囲かと。

• #2022akirunaway

同性愛嫌悪疑惑のジャッキーチェン



ストーリー
お人好しの泥棒3人組がひょんなことから赤ちゃんの面倒を見るハメになり、その元気な赤ちゃんに振り回される。


主演　ジャッキー・チェン


面白くない。
コメディなんだけど、ジャッキーチェンありき。その割にほぼ終盤まで派手なアクションなし。
アクションがあっても普段よく見るお得意のパターンばかりで楽しく無い。
仕方ないのだけれどストーリーが幼稚に見えてしまう。本格的なジャッキーを感じられることはない。
他の作品に比べて印象も薄いため、すぐに忘れてしまいそう。

ジャッキーとルイスクー演じる泥棒仲間の男2人で一生懸命育児に専念するのだけれどもジャッキーがルイスの事を「ママ！」って。これで分かる通り当時のコメディセンス。今見るとホモフォビア疑惑のジャッキーを色々考えてしまう点はある。

好きなタイプのコメディではなかった。