007シリーズ第2作。
007初期作で1番好きな雰囲気の作品✨

この作品は完成度が高く、何度観ても面白い。

ロマンスとスリルに満ちた洗練された作品になっていて、初期007の最高傑作とも言われる作品。

今回のボンドガールはソ連の諜報部員のタチアナ役のダニエラ・ビアンキで、エレガンスとセクシーさを兼ね備えた美しさが絶品！首のチョーカーしか着けずベッドでボンドを待ち受ける登場場面も素敵✨

ベネチアのゴンドラやイスタンブールの寺院といった異国情緒溢れるロケーションで、どこかお気楽適当感があった第1作とは対照的にリアルなサスペンスアクションになっている。

オリエント急行内での優雅でロマンティックな雰囲気も、スペクターとの闘いを巡るヘリやモーターボートを駆使したスペクタクルも面白く、秘密兵器をボンドに授けるQの初登場も嬉しい。

2作めにしてこの作品をNo.1に挙げる方が多いのも納得の傑作☺️

▪️JPTitle :「007/ロシアより愛をこめて」
ORTitle :「From Russia with Love」
▪️First Release Year : 1963
▪️JP Release Date : 1964/04/25
▪️Production Country : イギリス
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-005 再鑑賞
🕰Running Time : 115分
▪️Director : テレンス・ヤング
▪️Writer : リチャード・メイボーム
▪️MusicD : ジョン・バリー
▪️Cast : ショーン・コネリー、ダニエラ・ビアンキ、ペドロ・アルメンダリス、ロッテ・レーニャ、ロバート・ショウ
▪️Review
007シリーズ第2弾。公開当時は「007/危機一髪」のタイトルでした。
シリーズ史上、最も高い支持を受け続けている定評ある作品です。低予算で作られた007映画第一作「ドクター・ノオ」の成功によってアクション要素を強めました。殺し屋との格闘、ヘリコプターによる追跡、オリエント急行車内での密室サスペンス、そしてラストはボートでの脱出と見せ場が次から次に登場します。 そしてオープニングすぐの秘密兵器のアタッシュケース、後半で見事に伏線回収、はらはらさせられました！
その反面、前作のリアリティのなさの反省からSF職は抑えられています。まさしく進化ですね！
本作のボンド・ガール、タチアナを演じるのはイタリアの美女ダニエラ・ビアンキ。知性の中に色気とチャーミングさを覗かせ、その後のボンド・ガールの方向性を確立しました。
イスタンブール支局長に名優ペドロ・アルメンダリス、冷酷な殺し屋にロバート・ショウが扮しています。
そして本作より、オープニング・テーマの前に「プレタイトル・シークエンス」が入るようになったことなど、後のシリーズにつながるパターンの多くが本作で形作られました。そういう意味でも大切な作品です。

物語は。。。
ソ連の暗号解読機を引き渡すことを条件に、イギリスに亡命を望む謎の女タチアナがボンドに接触。実はその裏には、世界的犯罪組織“スペクター”の恐るべき陰謀がありました。罠と知りつつボンドはイスタンブールに向かいますが。。。

さらにバラード・シンガーのマット・モンローが唄う同名タイトルの主題歌が大ヒットしましたね。
☆ボンドガール: ダニエラ・ビアンキ
歴代のボンド・ガールの中でもファンの間でも不動の人気を誇っています。セクシーなスタイルを披露し、ソビエト情報部の情報員という才女を見事に演じてみせ、世界中のファンをとりこにしました。 ダニエラの存在なくしては、本作の魅力は半減したかもしれません！（残念ながは英語の勉強をあまりしなかったためその後、良い役に巡りあわなかったそうです。。。）

☆悪役: ロバート・ショウ
スペクターの屈強な刺客ドナルド・グラントを演じたロバート・ショウはイギリスの名優です。若い時はこんなに逞しい身体だったんですね。渋カッコ良い！！

▪️Overview
イアン・フレミングのジェームズ・ボンド・シリーズ『ロシアより愛をこめて』を、リチャード・メイバウムが脚色、テレンス・ヤングが演出、撮影をテッド・ムーアが担当、いずれも「007は殺しの番号」のスタッフ。音楽はジョン・バリー。出演は「007」シリーズのショーン・コネリー、新人ダニエラ・ビアンキ、他にペドロ・アルメンダリス、ロッテ・レーニヤ、ロバート・ショウ、バーナード・リーなど。（初公開時タイトルは「007/危機一髪」、再公開時タイトルは「007/ロシアより愛をこめて」）（引用:映画. com）

ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドが活躍するシリーズ第2弾。

1作目の「ドクター・ノオ」の成功により 一層アクションシーンが増した大作に仕上がっていて 当然の如く前作よりは楽しめた。
列車内での殺し屋との格闘、ヘリコプター🚁との一騎打ち、ボート🚤での脱走と 前作で稼いだお金を全てアクションシーンに注ぎ込んだかのような見せ場の連続。
当時としてはかなり頑張ったアクションシーンなのでは。

英国情報部にソ連情報部の女性が亡命を希望してくる。
見返りに新型の暗号解読機を提供すると持ち掛ける。
彼女の希望でジェームズが派遣される事となりボンドはイスタンブールへ飛ぶ。
国際犯罪組織スペスターが仕組んだ陰謀との闘いを描く。

シリーズ恒例の Q が提供する『ひみつ道具』が本作辺りから本格的に登場する。
最初は『いつ、どこで 使うの？』とも思う機能が何ヶ所かあると思いつつ なんだかんだジェームズ・ボンドを助けてくれて危機を乗り切る手助けになっていて 本シリーズの見所の一つとなり 定番化していく。

今回の悪役を演じるのは「ジョーズ」で身体半分を バックリ と喰われてしまい、子供の頃の私に大きな衝撃とトラウマを与えてくれたロバート・ショウが演じている。
めっちゃ若い！若々しくムキムキ💪！レプリカントかと思った。
それも当然 「ブレードランナー」のルトガー・ハウアーにソックリ！
最初はルトガー・ハウアーが演じているのかと思った。
冷静に考えたら「ブレードランナー」のほうが全然 後に製作されているので ルトガー・ハウアーは本作のロバート・ショウを意識してレプリカントを演じていたのかな？
そう思うくらいソックリだった。

そのショウが演じる悪役。
最初は言葉を全く発しず 冷酷無比の非道な殺し屋を演じていて恐ろしく感じていたのに ジェームズ・ボンドに接近し出した瞬間 いきなりペラペラと喋り出しなんか拍子抜け。
物語の設定上難しいかもしれないが 一言も喋らず恐ろしい殺し屋のまま演じ抜いて欲しかったかな。
そこだけ残念。

その殺し屋が所属する悪の組織で 24作目のサブタイトルにもなっている『スペスター』。
結構 初期の段階から登場していたのですね。
ナンバーワンのボスは 姿を見せずエンドクレジットのキャスト欄にも『？』マークがついていたほど謎の人物。あの演出 うまいね！
『今後 どうなる？』という期待感が増してきます。

この2作目はシリーズ通しても評価が高い作品なのだとか。
うん。分かる気がする。
いろんな意味で1作目よりかなりパワーアップしている。
３作目に期待！

していいんだよね？


ちなみに
本作の劇場公開時のタイトルは

「007 危機一髪！」

ではなく

「007 危機一発！」

だそうです。
(髪 じゃないんです)

私が尊敬するフォロワー様に教えてもらいました。