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ゼイリブのdeenityのレビュー・感想・評価

ゼイリブ(1988年製作の映画)
3.0
『遊星からの物体X』のジョン・カーペンター監督作品で、まあ有名なSF作品です。めちゃくちゃ前に見た気がしたのにレビューもし忘れ、記憶もほぼなかったので改めて鑑賞しました。だからサクッといきますね。

主人公の男がたまたま掛けたサングラスで辺りを見回してみると、人間になりきった宇宙人たちがそこら中に紛れていることに気づいてしまい、とりあえず排除していく、というストーリー。

改めて見て思ったのは、結構サングラスまでのくだりが長かったんだな、ってことと、サングラス掛けろ嫌だの肉弾戦もこれまた長いということ。特に前者についてはストーリー上仕方ないとして、ファイトシーンのしつこさは逆に印象的でした。

宇宙人のビジュアルとかはやはり結構インパクトはありますが、今まで紛れていて普通だった連中も全部まとめて敵と見なして排除していく思い切りの良さは一周回って面白いですね。

まあ社会風刺的な作品だとかも言われてますが、私はあんまりそういう見方はできなかったですね。シンプルにインパクトある宇宙人を描いたSFであり、まあこの時代になってみると薄味には感じてしまうよな、とも思えましたかね。
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