狐と狸を配信している動画配信サービス

『狐と狸』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

狐と狸
動画配信は2025年10月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『狐と狸』に投稿された感想・評価

3.7
化繊を純毛と偽って田舎者に売りまくる行商人たちのバイタリティーに溢れるドラマ、こう書くといかにも60年代後半の松竹でやりそうな題材ではあるがそういう下品な作風にならずどこかスマートなのがいかにも東宝らしい。そして菊島隆三先生が手掛けているだけに喜劇としても巧いが、それ以上に加東大介扮する行商人の踏まれても立ち上がる不屈な精神を通して人間にとって必要なものは何なのかさりげなく提示する手腕が見事。

俗っぽくて口が達者で女たらしという俗物だが人一倍根性のある商人を加東大介が好演、同じ商人チームの小林桂樹、清川虹子、森繁久彌、三井弘次といった面子もそれぞれ違ったキャラを演じて映画を盛り上げる。

それにしても加東大介が行商人になりたての夏木陽介に語る「商売ってのはこんにちはとさようならだけが本当で、あとはでっちあげだ」という台詞があまりにも世の中の本質を捉えすぎていて感服してしまった。
3.6
大学は出たけれど就職口が見つからず、行商人の叔父の仕事を手伝いに茨城にやって来た青年。

田舎モンにあの手この手で服を売りさばく!

未来ある青年に長過ぎる寄り道を決意させた、と考えるとビターなラストにも見える。
4.5
シネマヴェーラ渋谷にて。一方、これは傑作! 出るわ出るわ東宝オールスターキャスト、『沈丁花』より凄いのでは。宴会~おてもやんのシーンの完璧さには惚れ惚れした。ただ、最後追いかけっこしなくていいのに、とか残念がるのは、作家的映画に慣れてるせいだなと思う。今になって「普通の映画」を観ていろいろ考えるというのは変だが仕方ないし中々楽しい。なお、地獄の行商旅をした経験があるので口八丁手八丁で物を売りつける快感(自分の場合は高額本)や夏木陽介の初売れ乾杯の気持ちはよく分かった。

『狐と狸』に似ている作品

清水港の名物男 遠州森の石松

製作国・地域:

上映時間:

98分

ジャンル:

配給:

  • 東映
3.9

あらすじ

次郎長の命令で金毘羅の代参に出掛けた石松。道中、小政という男から恋の真実について教えられた石松は、讃岐で出会った女郎・夕顔にひと目惚れする。そして夕顔からもらった手紙で彼女の哀れな素性を知…

>>続きを読む

白昼堂々

製作国・地域:

上映時間:

99分

ジャンル:

配給:

  • 松竹
3.4

あらすじ

会社が倒産して途方にくれた渡辺勝次は、かつての仲間を呼び集める。勝次は昔スリ名人として名を轟かせた男で、彼のもとにはスリ仲間たちが続々と集まり、スリ集団が結成された。上京した一団はデパート…

>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け

上映日:

1976年07月24日

製作国・地域:

上映時間:

109分

ジャンル:

配給:

  • 松竹
4.0

あらすじ

満男の新入学祝いに帰ってきた寅さんは、飲み屋で財布を持たない老人に奢り、とらやへ連れて帰った。とらやを宿屋と勘違いした老人は反省し、絵を描き寅さんに渡した。その絵が七万円で売れて仰天、この…

>>続きを読む

社長漫遊記

製作国・地域:

上映時間:

92分
3.4

あらすじ

アメリカ帰りの太陽ペイント社長・堂本は、すっかりアメリカにかぶれ、社内の合理化を計画。すると、宴会好きの多胡九州支社長や行きつけのクラブは大迷惑を被ることに。その後、社長は九州へ。そこで色…

>>続きを読む

清水港に来た男

製作国・地域:

上映時間:

91分

ジャンル:

配給:

  • 東映
3.3

あらすじ

ふらりと清水港にやって来た風来坊の男・政吉。にわか雨に降られ、駆け込んだのは清水一家の六助の家だった。六助と意気投合した政吉は、何とか次郎長一家に三下として住み込むことに。そんな折、名物男…

>>続きを読む