十字路の作品情報・感想・評価

十字路1936年製作の映画)

十字街路

製作国:

上映時間:110分

3.8

『十字路』に投稿された感想・評価

cil

cilの感想・評価

4.0
この頃の中国映画は耽美という表現がこの上なく似合う

格差社会の独特な風俗描写へ、他国の優れた映画スタイルを巧みに持ち込んでいる
しかし小津やルビッチなどに触れる環境などあったのだろうか
TagTak

TagTakの感想・評価

3.5

日中戦争が勃発した年に上海を舞台にして、ジャック・ベッケル『七月のランデヴー』と見紛うような、若者の悲喜こもごもを描いたモダンな喜劇が撮られていたことに驚くばかり。就職祝いの人形壊し、壁を破壊しなが…

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さっ

さっの感想・評価

-

主演が森雅之に見えた。シャツのシミ→ブタの目印はすごく良かった。隣室の二人がすれ違うのは路面電車の中という第三項も良かった。狭い路地とか室内は、たいていはセットの壁を取っ払って撮影するんだろうけど、…

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☑️『十字路』及び『紅色娘子軍』▶️▶️
特に前者はそうだが、日本でもこの30数年変わらぬ人気の(後者は中国国内はともかく日本では?かな)、中華民国と中共(期)を代表するポジティブにカラ…

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1930年代後半の上海。大学を卒業したけれど仕事がない男達。ある者は仕事がないので田舎に帰る中、主人公の趙は新聞社での職を得て・・・という話。

洗練されたやり取りでのコメディが中心だけど、新聞の記…

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「バスでよく見かけるあの人素敵…それに比べて隣のアイツはサイテー!サイテー!(※同一人物)」のくだり、『街角 桃色の店』(1940)じゃん…!!
バスに揺られて近づく距離、ナンパされてるところを救出…

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1936年の上海にこんなにも素晴らしい青春メロドラマがあったのかと感動した。小津や山中貞雄も彷彿とさせる物語に、ジャン・ヴィゴ的に飛躍した神秘的映像が映り込む。壁越しのやり取りを漸く破壊したかと思え…

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