親友の死をきっかけに青春期を過ごした田舎の地を訪れたヴィクトル (オルブリフスキ)は、親しかった姉妹に再会するが、彼が想いを寄せていた女性はすでにこの世を去り、他の娘たちも歳月を経てかつての面影を失っていた。 『白樺の林』 と同じくイヴァシュキェヴィッチの小説の映画化。政治色は薄いが、1930 年代のポーランドを舞台に戦争を挟んで変化していく人間の心の機微を叙情的に描き、アカデミー外国語映画賞にノミネートされた。
ポルトガルはドウロ河流域の小さな町。カメラが趣味の青年イザクは、ある夜、若くして亡くなった娘アンジェリカの写真撮影を依頼され、町でも有数の富豪の邸宅を訪れる。白い死に装束に身を包み、花束を…
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