ポーランド映画です。
幻想的な映像が流れ…
でも実はそれは走る列車の車窓から見えていた景色だとわかる。
車内は薄暗くて疲れ切った人たちでひしめきあっていて、序盤からただならない雰囲気。
父に会いに…
ギリアムやホドロフスキー、シュヴァンクマイエルあたりが好きな人はドンピシャでハマりそうな、シュールでダークなアート映画。
時代も空間も異なる世界を撮影や編集でシームレスに繋げながら、主人公の終わら…
ヴォイチェス・イエジー・ハス監督作品…初鑑賞です…表現し辛い作品ですが…素晴らし過ぎ!!
そして原作は画家でもあり作家でもあるブルーノ・シュルツ『砂時計サナトリウム』…彼はホロコーストの犠牲者で…
初めて見る感覚に襲われる映画というのは非常に限られるが、その中でも間違いなく最上位に位置する異次元体験。空間と時代がシームレスに画面内で横断する驚異的な映像表現、もはやアトラクションとも形容できる冒…
>>続きを読む冒頭の異様な雰囲気漂う列車の長回しから只者じゃない感。ホロコーストの犠牲となったユダヤ人作家ブルーノ・シュルツが書く『砂時計サナトリウム』が原作。
埃まみれの廃墟病院や廃れた街で虚な目をして過ごす人…
「サラゴサの写本」(1965)のヴォイチェフ・イエジー・ハス監督によるシュールな幻想絵巻。カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。原作はゲシュタポに射殺されたユダヤ系作家ブルーノ・シュルツの「砂時計サナトリウ…
>>続きを読む主人公ヨセフは死ぬ間際の父親に会いに行くため田舎にある怪しげで廃墟のような療養所に行く。そこでは時間は独自に流れ、彼は過去の記憶や夢を行き来する旅に出ることになる。やばかった。セット美術、照明、小道…
>>続きを読む幻惑と陶酔、死。
ヴォイチェフ・イェジー・ハス。
ハス特有の寂し気で色彩豊かで、何よりノスタルジックな世界を彷徨い歩く様な作品である。
原作は第二次大戦中ゲットーにて射殺されたユダヤ系ポーランド人の…
「サラゴサの写本」では、登場人物の回想の中で登場する人物の更なる回想の中で登場する人物の更なる回想に登場する人物の夢の中の〜といったような、無限に広がる多重構造を描ききった怪作であったが、今回は同じ…
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