ヴィルコの娘たちの作品情報・感想・評価

ヴィルコの娘たち1979年製作の映画)

PANNY Z WILKA

製作国:

上映時間:116分

3.7

あらすじ

親友の死をきっかけに青春期を過ごした田舎の地を訪れたヴィクトル (オルブリフスキ)は、親しかった姉妹に再会するが、彼が想いを寄せていた女性はすでにこの世を去り、他の娘たちも歳月を経てかつての面影を失っていた。 『白樺の林』 と同じくイヴァシュキェヴィッチの小説の映画化。政治色は薄いが、1930 年代のポーランドを舞台に戦争を挟んで変化していく人間の心の機微を叙情的に描き、アカデミー外国語映画賞に…

親友の死をきっかけに青春期を過ごした田舎の地を訪れたヴィクトル (オルブリフスキ)は、親しかった姉妹に再会するが、彼が想いを寄せていた女性はすでにこの世を去り、他の娘たちも歳月を経てかつての面影を失っていた。 『白樺の林』 と同じくイヴァシュキェヴィッチの小説の映画化。政治色は薄いが、1930 年代のポーランドを舞台に戦争を挟んで変化していく人間の心の機微を叙情的に描き、アカデミー外国語映画賞にノミネートされた。

『ヴィルコの娘たち』に投稿された感想・評価

yuzu
-

相変わらず前半意識とんでいたのでよくわからんかったけど、とりあえず主人公はかつてめちゃモテだったのな。さらには、長い年月を経て現在もなお、若い娘にも好かれて…。羨ましい限りだな!

あと、今回もまた…

>>続きを読む
櫻井
-

長く離れた故郷に帰るひととき、かつての自分/今の自分、かつての彼女ら/今の彼女ら、それ自体/それぞれの関係、の複雑な差分を検討し人生を見つめなおす。出会い直すというよりも別れを告げるために会いに行く…

>>続きを読む
mmts
4.0

女優と動物(鶏馬犬)がたくさん出てくる 頭に虫が止まってる 犬すごいシャッターする 主人公の昔の女への執着心と好きではない女達が自分を好きでいることへの執着心が人間味あるキモさでとてもキモくて良かっ…

>>続きを読む

この作品、見方によってはとても恐ろしいとも取れる。

親友の葬式で倒れた後、医者に勧められるがままに田舎に帰るのだけれど…。

河のこちら側とあちら側を繋ぐあの船が、この世とあの世の橋渡しだとしたら…

>>続きを読む
菩薩
3.5

たぶん戦争により失われし青春、老いたる生と迫り来る死みたいな映画だったがだいぶ熟女モノAVみたいな設定だった。15年ぶりに地元に帰るも想いを寄せ合った相手は既にこの世を去りその姉妹達も一様に生活に疲…

>>続きを読む

アンジェイ・ワイダ展で気になったので見てみました。35mmフィルムで鑑賞

もっとメロドラマっぽいかと思いきや、ネガティブかつナイーブでした
ただ、重層的に重なる時間的表現はなかなか染みるところも

>>続きを読む
tBi
3.8
Rec.
❶24.12.15,国立映画アーカイブ(35mm)/映画監督 アンジェイ・ワイダ
Naka
-

理解できない物語を読んでいる気持ち。
昔の小説を感じさせる、一定のリズムで過去と時間の経過を情景として捉える気持ち。
赤毛のアンとかハイジ思い出した(海外の田舎のイメージがこれ、場所は違うけど)
ク…

>>続きを読む

三十年ぶりに再見したが、屈折しながらも「哀惜」の念、「臆病者」だったのか中断し無かったかにも見えた、生々しい「恋」の情を、孤島のように、メンバーはそれなりに歳を取っても、立場が入れ替わり、追体験させ…

>>続きを読む

15年前若かった頃、臆病であった主人公は思いを遂げる事ができずに戦争に駆り出されてしまった。15年後、その当時の娘達は年老いた。一人だけを除いては。生活にくたびれていた。若い娘は彼の若い頃の投影であ…

>>続きを読む

今話題のおすすめ映画
2025/03/16 23:00現在

あなたにおすすめの記事

引き続き利用いただくには

広告をご覧いただくと引き続きご利用いただけます。