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『memo』に投稿された感想・評価

3.8
メモを取らずにはいられない強迫性障害に苦しむ女子高生と、叔父さんの交流を、ユーモラスを交えながら展開して行く内容は、佐藤二朗と言う強い個性を目一杯感じられる作品。
結構重めのストーリーだが、学校の先生など、佐藤二朗的なセリフの言い回しや、父親のシュールなシーンの連続に爆笑してしまった。
何をしていても、頭に浮かんだ事を書かないといられない女子高生の少し強烈なストーリーに、佐藤二朗節をたっぷり盛り込んだ笑いと、予想だにしない重い内容で、かなり考えさせられる作品だった。突然現れる女子高生の父親の弟を演じる、佐藤二朗のインパクトはかなり強烈だったが、女子高生と叔父さんが、お互い強迫性障害を抱え、不思議な交流を通じ、息苦しささえ覚える内容にも関わらず、爽やかささえ感じたのは、随所に見られる素敵なセリフがあったからに思えた。
以前、佐藤二朗自身が強迫性障害だったと言う話を、何かの番組で観たが、だからこその芯を食った素晴らしさを感じさせる映画だった。
Yuya
3.6
♫Everyday I sit and ask myself
How did love slip away
You are not alone
For I am here with you
Though you're far away
I am here to stay

“理解される”ってゆーのは
“理解する”コトよりずっと難しい…
でも “理解される”ってコトは
何よりも温かいのだっ!
そこには 無理する必要なんて 在りはしない
ただ当たり前に生きてるコトを 当たり前に認めてもらう
そんな尊く 何にも変えがたい歓びがあるのだから

世の中には 自分をただ良く見せる為だけに
よぉ〜く作り込まれた 紛いものがチラホラあり
それらはきっと ドラマや映画といった作られた自然に
一方的に憧れ 安易に感化されたものなのだろう
そんな作られた自然ベースの演劇界において
真逆の如く“作り込まない不自然さ”を放ち続ける
謎多き奇人 佐藤二朗…

聞くところによれば 自身の体験を基にしたらしく
彼のそのユニークな笑いの中に秘められた
哀しみや苦しみ それと正面から真摯に向き合い続けて
一見だけではわかりようのない 生きる価値を
必死で突き詰めてる感じが 生々しくも素晴らしい

何を得なくても 何を求めなくても
“独りじゃない”という ココロの温度を
伝えたり 感じたりし合えたなら
きっと世界はもうちょっとだけ
優しくなれるんだろうな
10年以上前に佐藤二朗が監督した作品。佐藤二朗って昔から佐藤二朗やってたんだな。

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