"池袋ウエストゲートパーク"の様な個性豊かなギャング集団がうじゃうじゃいるNYの地下鉄怖すぎる。ごろつき共のくせに異常に喧嘩が弱かったり、顔に”KISS”のようなペイントをした集団とかオーバーオール集団とか変てこな感じが良かった。

そりゃ今観れば陳腐でしょうが😁💦
しかし当時ガラスの十代だった私はこのウォルター・ヒルのバイオレンス映画に陶酔しました😁💦

治安が最悪だった時代のニューヨーク…
この映画が不良グループの抗争を助長するとされて上映禁止になった州もあったり、実際映画館で殺人事件まで起こったと話題になったりしました。今観ると信じられません…甘ったるい青春映画ぐらいの感じですもんね💦

でもこの映画…「作り」が最高だったんですよ。

とにかくブロンクスの集会にやって来た「ウォリアーズ」があらぬ濡れ衣を着せられ、ねぐらのコニーアイランドまで逃げ帰る道すがらストリートギャングたちに襲われる…もうゲームみたいでしょ？😁

まだSNSなんてＳＦだった時代…情報は敵チームの息のかかったFM放送😁黒人女性のDJ
「ウォリアーズの坊やたち…無事におうちに帰れるといいわね❤」なんて言いながら「IN THE CI TY 」が流れ🎵それをバックに夜の街を走るウォリアーズ…かっこえ～と思いましたよ😁

おれのお気に入りは96丁目の「ベースボール・フューリーズ」野球のユニフォームに顔はドーラン塗ってバットを武器にウォリアーズに襲いかかる(どんなギャングだ？)。逃げるウォリアーズを隊列を組んで走って追いかけて来るところは野球部のランニングみたいなんだけど怖い💦

当時…仮装パーティーなるものがあって…俺たちは野球部に練習用ユニフォームを借りて顔にメイク…バットを振り回しながら「ベースボールフューリーズ」で乗り込んだところ、映画ファンには大受だったけど、ほとんどの連中が知らなくて💦野球部がKISSを演奏するらしいということになってしまって😁💦引っ込みがつかなくなった俺たちは楽器なんか出来ないのでしょうがなくピンクレディの「UFO 」をステージで合唱(うろ覚えの振り付け)…随分バイオレンス色の抜けた「ベースボール・フューリーズ」になってしまったのでした😣💦

まだコスプレなんて言葉がなかった時代です。今思うと若さゆえ恥ずかしい限りです💦…最近スター・ウォーズなんかでトルーパーのかっこしてる若者なんか見たりすると優しい気持ちで「頑張れ」と思ってしまいます。

ちょっとしゃべりにくいからこのマスク外してもいいかな？
え？なんの格好ですかって？
君たちはスターロードを知らんのか？ガーディアンのリーダーだよ！
銀河の平和はこのスターロードがぁ…

• #NAOKI'Z

記録。
夜を駆ける戦士たち。

ウォルター・ヒルによる伝説的ストリートギャング映画…らしい。当時の若者を熱狂させ、抗争やら殺人事件にまで至ったんだとか。へー。

ブロンクスで催されたストリートギャングの集会で、演説中のカリスマ的リーダーが射殺される。嫌疑をかけられたのは遠く離れたコニーアイランドから参戦の”ウォリアーズ”。「死体のそばおったやん！お前らやろ！？」「いや、俺ら何もしとらんやん！」てなやり取りがあったような無いようなで、追われる身になったウォリアーズが他チームの追撃や警察から逃げつつ地下鉄で地元にお帰りになるお話。

行ってお家に帰るまでが遠足。
行って地元に帰るまでが集会。同じやね。

正直「そんなに？」て思ったけど、70年代末期当時からしたら最高に刺激的だったんだろうか。そう考えると刺激で溢れてる現代ってのも考えものかも。あれこれ鈍感になってますよね、きっと。

色んなギャングチームが登場するんですが、素肌に赤茶の革ベスト羽織ってる主役のウォリアーズが群を抜いてダサイ。ダサすぎる。そもそもチーム名がダサイな。言うほど戦ってないし。基本的にやってることは全力逃走ですからね。

そんなウォリアーズの壊滅的ダサさとは対照的に、彼らが駆ける夜の街並みや光が反射する濡れた路面、落書きだらけの地下鉄なんかは時代問わず退廃的な美しさを放つアートのよう。

とはいえ今の目線でみると、ダサイ奴らが地下鉄乗って地元に帰るだけの映画。なにか響いたかというと…。

お好きな方、ゴメンなさい。