間宮兄弟の作品情報・感想・評価・動画配信

映画を観る前は、今時の家事は自分で出来るし、妻子を養うのって責任重そうだし、このまま独身でもいっか・・・と思っている男の人の話なのかと思っていたが、
蓋を開けてみると、不器用だけど、女性を部屋に呼ぶ為にパーティーを企画したり、告白したりと、結構積極的に行動している人達だった。
中学生のグループ交際みたいだけど、一応現状を打破したい気持ちがある、という設定だ。

でも、大人になった姉妹がシェアして住んでいるのはよくあるが、３０代のいい歳した男兄弟が、こんなにベタベタとしながら一緒に住んでいるところをもし現実に見たとしたら、かなり引く。
この兄弟、まるで一昔前の少女マンガに出てきた男の子みたいだ。

なんとか結婚したいと焦っている人なら、もっとギトギトしているのが滲みでてしまう筈だが、この兄弟はすごく淡白だ。
余りに淡白過ぎて、現実味がなかった。

アオリの「だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん。」がこの映画のすべてを物語っています。大きなドラマはなく、淡々と日常を描く江國香織の空気そのものです。
子どものまま大人になった間宮兄弟にとって、現実はサイズの合わない服みたいなものなのでしょう。遊び心に溢れたある意味丁寧な暮らし、年嵩に合わない生活の細部は、どこか売れない芸人同士のルームシェアのようにも見えました。周囲からどんなに変わり者として見られても、このまま兄弟ふたりで楽しく暮らしていってほしい！

一日24時間、皆同じ時間が流れているはずなのに、間宮兄弟には、一日の時間がゆったりと流れているような気がしました。
時間の流れが早い東京で、こんなにゆったりとした生活できるんだろか（・・？
素直に純粋に生きられたら、きっとこんな生活ができるんだろうなぁ(´▽｀).。o○

特にストーリー性の高い映画ではありませんが、心がほんわかとする映画でした。
大爆笑というより小爆笑？
笑いを小出しに幾つも出す戦法が、映画の良さをランクアップさせたかも♪

みんな若い（笑）ストーリーはそんなにおもしろくなかったけど、昔ってこんななんだ〜って警戒心無さすぎじゃね？ってジェネレーションギャップを感じながら観た。

小説とセットで
慎ましく生きていく人間描写の達人
江國香織さま

毎年夏になると間宮兄弟を観ていた。
面白い！ってタイプの映画ではないが、気だるさがそうさせるのかな。

ザッツ日常系邦画。

今で言うところの子供部屋おじさん、、、
兄弟だけで住んでいるから、
厳密にはちょっと違うのか、、、

ただ寝るところも一緒だったり、
ペアルックだったりは中々の怖さ。

かと言って、
サイコパスなどんでん返しもなく、
淡々と穏やかにストーリーは進み、
リップスライムが流れていく。

ただめちゃくちゃ時代を感じる出演者、
FRUITSやTUNEのスナップ雑誌の常連、
ドッグのテッペイがいた、、、、、
俳優として出てる事にびっくりした思い出。

独特のスタイリングそのまんまで登場。

これが一番印象深かった。

あんまりもてないけど、彼女作りたいよねぇ…ていう変わった兄弟。
佐々木蔵之介さんと塚地武雅さんのコンビがいい。
実際に恋愛対象には難しいけど、頑張ってって思う。

…あんまりもてないけど、彼女作りたいよねぇ…ていうかわいい兄弟を、佐々木蔵之介さんと塚地武雅さんのコンビでお送りしています。ちまちましてかわいい演出をするんだけど、女の子にはあんまりうけてない…それでもお互い気遣い、たいせつにしながら合コンを重ねていくかわいいおじさんたち、いいご縁あるといいね、ていう映画です。芽が萌えます。ぜひよろしくお願いします。^_^🙇‍♀️

ほのぼの系の皮をかぶって残酷な事実を突きつけてくる恐ろしい映画。