『サウンド・オブ・ミュージック』のリメイク元と言えなくもない『菩提樹』。その続編のアメリカ編。
画質の悪い海外版DVDで観賞しました。日本語吹き替えも字幕も無し。
私は中学時代「これは何ですか？」を「This is what？」と訳した奴なので、トラップ家の子供たちがドイツ語を英訳するシーンなど、視聴者というより傍観者😅
それでもまあ、サスペンスなどと違って大筋は理解できました。おそらく悪くない出来だと思います。ただ『菩提樹』には『サウンド・オブ・ミュージック』と比べる楽しみがありましたが、続編はまったく別の物語。トラップ一家に強く惹かれる方でなければ面白くないかも。

※この海外版ジャケットでは作品の魅力が伝わってきませんし、ルート・ロイベリクさんはもっと綺麗です。
※想像ですが『サウンド・オブ・ミュージック』が公開されるまで、日本でトラップ一家はまったく無名だったのでは？　だもんで『菩提樹』『続・菩提樹』も観客の入りは良くなかったと思います。
※現在2024年。『サウンド・オブ・ミュージック』で長女リーゼルを演じたシャーミアン・カーさん、亡くなってからもう8年になるんですね……。

トラップ一家がアメリカに渡り右往左往する🤣。前作の歴史背景の重さはなく、一家が生き抜くために歌手として奮闘する姿を描く。何事にも前向きなマリア。役に立っているのか立っていないのかわからないが威厳だけはある男爵😂。一家を見捨てない神父さん。

本作は前作さほど存在感のなかった子供たちが大活躍👍。これが楽しい😆。
歌は変わらず最高でミュージカル的な要素も。

前半はやや重めだが、後半に行くにつれテンションがあがる。全編クスッとするユーモアも😁。セックスアピール。米、簡単に観られてるなあ😅。

アメリカで良い出会いもあり良かった。
住めば都。住めばふるさと。
「家」っていいなあ😊。

アメリカには爵位がないから「男爵」とか喜ばれるよなぁ。セックスアピールを伝える際に、腰をくねらせて歩いたり、スカートを上げて脚を見せたり…、笑ってしまったが、これがアメリカだよな。セックスアピールの有無で人気が決まる…。浅薄だよな。常に刺激を求め単純でお金にしか目がない国民。
しかし、単純だからこそ、善良な国民も多いのだろう。
結局、アメリカの歌「オー！スザンナ」が一番気に入ったが、「狩りの歌」も良かった。
続編の方がコメディタッチで好きだな。

ウィーンとザルツブルクには行ったことがあるが、『菩提樹』２作品を観てまた行きたくなった。