菩提樹の作品情報・感想・評価

「菩提樹」に投稿された感想・評価

平山

平山の感想・評価

4.0
サウンドオブミュージックと同じ題材の映画。こっちは歌が少なめでスッキリしていてミュージカルが好きじゃない場合はサウンドオブミュージックよりこっちのほうが良いかも。
子供たちの歌がとてもきれいだった。
サウンドオブミュージックの別視点映画
展開があまりにも早いけどこの位が丁度いいのかも知れない
ドレミの歌とかないのが寂しい
サウンドオブミュージックでお馴染みトラップ一家のお話。

実は「サウンドオブミュージック」はこの「菩提樹」のリメイク作品だったのです∠(゚Д゚)/

(と私が勝手に思っただけです)


ストーリー展開がそっくり!そりゃ両方とも修道女マリアの自叙伝から作られてますからww

違いといえば、マリアのお転婆っぷり、破天荒っぷりがこっちの方が凄いってこと。
でトラップ家の主もたじたじのガチで気の強い女です(笑)

でもこっちはミュージカル作品ではないので、歌のシーンは控えめです。もちろんドレミの歌も歌いませんよ。

修道女のマリア先生ですから宗教音楽を中心に歌います。単純に楽しい!!って感じじゃなくて、子供たちの美しいハーモニーを楽しむ感じでしたね。

あの子供たちの声には癒されるわぁ~(´ー`)
ちなみに映画のタイトルにもなっている「菩提樹」はシューベルトの作品のタイトルらしいです。

サウンドオブミュージックとおなじく、ナチスドイツのオーストリア併合を機に国外へ出ます。
あちらはスイスに亡命するんですが、こちらは合唱団として新天地を目指しアメリカへ渡ります。

この続きは「続・菩提樹」という映画で描かれます。そちらも借りてきたので続いてレビューします♪
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.5
【「サウンド・オブ・ミュージック」先行作品】
今日紹介する映画はこちら!
「Die Trapp-Familie(トラップ一家)」こと「菩提樹」です。
あれっどっかで聞いたことがと思うかもしれませんが、まさにその通り「サウンド・オブ・ミュージック」です。

あちらの10年前1956年に西ドイツで作られた作品で、当然ながらどちらもマリア・フォン・トラップの半生を描いている。

今となっては、「サウンド・オブ・ミュージック」が有名になり過ぎて風化してますが、これがなかなか面白い。

まず、「サウンド・オブ・ミュージック」と違い、ミュージカルシーンは少なめです。しかし、まるで2000年代の時代劇のように、「ここぞ!」というところで7人兄弟・姉妹の美声、そしてマリアの美声が轟くこと轟くこと。
さらに、西ドイツ映画な為か、社会主義や全体主義に対する批判が力強く打ち出されている。マリアが何度も「自由」を訴え、堅物で独裁的なトラップの心の壁を破壊していく。これは、間違いなく「サウンド・オブ・ミュージック」より強い

最後に、「SING」に嵌った人に本作をオススメしたい。物語終盤のコンクールシーンで、「こりゃ失敗するだろう」展開のハラハラドキドキ感によるカタルシスは、「SING」の終盤に訪れる「アレ」に近い高揚感が得られます。

以上、掘り出しもの紹介でした。
あやな

あやなの感想・評価

3.7
『サウンドオブミュージック』が大好きで、いつかのクリスマスに観た記憶。そんなに覚えてないんだけど車の中でイライラするマリアが印象的。
言わずと知れた名作『サウンド・オブ・ミュージック』の先行作品である。全体的に無駄を最小限まで削ぎ落としたようなプロットで、話も深く入り込まず飛び飛びなのだが、このくどくないあっさりとした雰囲気が私にはよかった。テンポもいいので一気に観られる。ミュージカルシーンは思ったより少なかったのだが、チロルの衣装を纏ったトラップ一家がウィーンの民謡や古い聖歌を歌う姿が美しく、天使の歌声とはまさにこのことだなと。
『神は扉をお閉めになる時は、必ず窓を開けてくださるものよ…』

原題はDie Trapp-Familie。十代の頃に観た映画との再会です。その時に受けた印象はまったく変わっていませんでした。オーストリア海軍の、男やもめの厳格な父親から7人の子供たちの養育を託された修道女が、音楽を通して、結婚、世界恐慌、ナチスの台頭、アメリカへの移住と、困難な時代を、実に陽気に、力強く、優しく、生きていきます。この作品を観ると、今でもその頃の自分に帰ったような気がします。個人的にも家庭的にもいろいろな事があったからなのでしょうか。
映画の封切にあわせ回想録が出版されます。(マリア・フォン・トラップ「菩提樹」中込純次訳三笠書房1957年)
1965年、この作品をもとにしたミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」が公開されます。リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタインのオリジナル曲は素晴らしいものですが、私には「菩提樹」の方がより懐かしく身近に感じられます。
1933年の金融恐慌で財産を失った一家はフォン・トラップ邸を神学生に貸出し、宿舎付のフランツ・ヴァスナー神父に歌の指導をうけ「トラップ室内聖歌隊」を結成、アメリカに渡ってからは「トラップ・ファミリー合唱団」として活躍いたしました。映画では、合唱団がすでに解散していたために「レーゲンスブルグ少女少年合唱団」が歌っています。
そして何と言っても、ドイツのデボラ・カーと言われた「ルート・ロイヴェリク」の美しさです。彼女の名前がつけられた薔薇の品種があるほどです。
映画の終盤、一家はシューベルト≪冬の旅≫の第五曲「菩提樹」を歌います。バリトンもいいですが、合唱団のア・カペラに近い合唱は何と優しく響くことか。三連符のピアノの伴奏をヨーデルで歌い、ホ長調から短調に変わる第5連になると、思わず涙が出てきてしまいます。
ルート・ロイヴェリクは、「冬の旅」のバリトン歌手、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウと、1965年に結婚いたします。