ベルトラン・ブリエ監督連続鑑賞3本目。

監督が'90年代への挑戦状として、少女2人を主人公とし、無軌道なミュージック・クリップのようなイメージを連続で観せ、観客を少女たちの危険な旅に共演させてしまうパワフルな作品として、フランスでは一代ムーブメントを起こし大ヒットをしたらしい。


オープニング、セピアカラーで映像が始まると同時にウェディングドレス姿の若い女を男が殴って逃げていき女は失神してしまう。

季節外れの海岸通り、その女の側を通りがかったのは大学受験を控えているカミーユ（シャルロット）だった。
両親がしばらく留守の自宅に連れて帰る。女はジョエル（アヌーク・グランベール）と言い、男に捨てられたらしい。
2人は運命的な出会いを感じ、直ぐに打ち解け合う。
カミーユは未来を、ジョエルは過去を探すために出発するかのような、少女2人のロードムービーが始まる...

夜の町、大勢の男たち、家族...
辻褄の合わない突飛な映像が続き、意味が繋がらない。挙げ句の果てにナチス兵士まで現れて...

共演はジェラール・ドパルデュー、ミシェル・ブラン、カトリーヌ・ジャコブ、ジャン＝ルイ・トランティニャンのベテラン勢が出て来るのだが...

セピアカラー、モノクロ、カラーと映像は駆使して凝っているけど...

う〜ん、理解不能だった。
監督の頭の中で広がる世界観にどんどん付いていけなくなってしまう。
キャストが良いだけにかなりもったいなさが残ってしまった。

ただ、シャルロットは今まで観た作品の中で今作が一番可愛いく感じたな〜💕

病

疎外され打ち捨てられた青春の魂を斬新なイメージでとらえた異色の青春映画

女優
不思議な話だけど、なんか好きでした

花嫁との出会い

殴ったり殴られたり
男たちを魅了する

モノクロにカラー
変わってました

女の子2人とも良かったです

その昔、映画館にて。

今、ストーリーを読み返してみたら、なんて不可解で非現実的。
しかし、場面場面が印象的で少しも飽きなかった覚えがある。

シャルロットはもちろん可愛かったけど、この映画で何よりも印象的だったのは、ドイツ人将校を演じたジャン＝ルイ・トランティニャン。
元々ファンですが、この将校姿のジャン＝ルイの格好良さと言ったら！
出演作の中で一番です！
目に焼き付いて忘れられません。