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青春の蹉跌
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『青春の蹉跌』に投稿された感想・評価

D
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「青春の蹉跌」は、昭和の日本映画オススメ10作品のひとつ(1970・80年代) 。


レビューはこちら↓

【日本映画】三大巨匠なし!昭和の最低限見ておくべき10作品(1970・80年代)
https://narcos.hatenablog.com/entry/japanese-movie-star
菩薩
4.4
日和見主義vs闘争主義が最も顕著に現れているのが何処かと言えば桃井かおりのおっぱいである点をまず指摘せねばならない。大きさは完璧であり、感度もおそらく良好でありながら、右はビンビンに勃起している一方、左は常に陥没しているその乳首、まさに新左翼闘争における敗北及び逃走が彼女のおっぱいにズバリ象徴されており、彼女のおっぱいは全ての敗北者の象徴であると言っても過言ではない(事もない)。そんな桃井かおりがとてつもなく輝きを発する場面が幾度となくある、まるで命そのものを燃やしているかの様な圧倒的輝き。ショーケンは常に不機嫌が付きまとい、常に自問自答を繰り返している様に見える、次に何をすべきか?その答えを探しながらも、ひたすら間違いを犯し続ける。ゲレンデの滑降及び転倒、自転車の停滞、斜面の崩落、その対称にある穏やかな海、飛び込んでしまえば、泳いでしまえば、水の中のナイフの切れ味は錆びついてしまう。他人の人生を背負う事、他人に人生を背負わせる事についての苦悩、のしかかる重圧に潰される末路。フォークの神様こと岡林信康がエンヤトットに開眼するのはまだまだ先の話であるが、何かしらの繋がりがある様な気がしてならない。100円をせびる女、無造作に差し出される小切手、青春の蹉跌、どこにも逃げられやなんかしないのだから(僕は逝かねばならない)。
たまたま太宰治の特集で熱望してた芥川賞を石川達三にさらわれた話や、親友の檀一雄とのエピソードを視聴した後に、この映画を観て原作者と檀ふみに驚く。子供の頃、銀座の歩行者天国でプライベートっぽい檀ふみを見た事(この話は多分500回はしてる)を思い出し、女優としては大成しなかった印象を持ってたが、こんな演技をしてたんだ。ラストのスタンドからショーケンを向ける冷たい視線。凄い。

小学生でショーケンの大ファンだった私はもちろんこの映画の存在を知っていたが、それはショーケンというよりも桃井かおりが脱ぎまくるというエロ視線の関心の方が強く小学生には敷居が高く断念。また生意気にも桃井かおりの裸にはそれほど興味なく、エロ目当てならば【青い体験】系の上映に徒党を組んで繰り出し、ショーケン目当てなら再放送の【傷だらけの天使】というように合理的な棲み分けを行使してるうちに今頃今作を観ることになるとは俺の馬鹿。

ショーケンだもの文句は無いけど、見た目が修ちゃんのくせにアメフトに家庭教師に司法試験なんて最後まで馴染めなかったです。

えんやーとっと。えんやーとっと。松島あ〜の♪

『青春の蹉跌』に似ている作品

宵待草

製作国:

上映時間:

96分

配給:

  • 日活
3.7

あらすじ

アナーキストの谷川国彦は無政府主義者のグループ・ダムダム団の仲間になる。そんななか、ダムダム団は右翼の大物の孫娘を誘拐。その令嬢は、国彦が以前温泉で出会った北条寺しのだった。しのは誘拐とは…

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