『若尾文子映画祭 第2弾』

フォーラム福島で始まりました。
二日目の今日は土曜日。

映画女優・若尾文子さんのデビューの年の恋愛コメディ。
若尾さん(桃子)の台詞回しが昭和女子で面白く、たまに出る「あら(感嘆詞)」が可愛い。
相手役の菅原謙二さん(大伍)の鈍感イケメンも可愛らしい。
課長役の森繁久彌さん、詩吟が凄い。ある意味主役。
ドリフのコントみたいな社長と課長のやり取りも楽しい。
旅行の場面の山の野っ原の雑草が凄い。楽しいピクニックなのに、やりとりが結構ドライ。

本映画祭のパンフレット、ハードカバーで若尾さんヒストリーもあり読み応え抜群。
ポスターのメインビジュアルが、岸田今日子さんと共演されている映画「卍」の若尾さんだが、映画祭のラインナップに卍は入っていません。

最高殊勲夫人以降の作品はまだなのですが、、若尾文子さんの魅力と凄さ あらためて知らされる
当時若干二十歳くらいなのですが、役者としてもすでに完成されてるし 声と喋り方がとうてい十代には思えない。。なんだろ天性と玄人気質 感じずにいられませんでした。

えと、ストーリーはわかりやすくドラマ感覚で菅原謙次、森繁久彌さんの若いころも拝見でき楽しめました！
それと、お客さんもほとんど年配の方たちで このまま当時へとんでいきそうな感じも、なんとも良き笑でした！！映画館て、やっぱ良いですね！

病院から直行した甲斐あり笑、若尾文子映画祭 ありがとー！！

• #角川シネマ有楽町

森繁は社長ではなく課長。序盤の遊びかたは森繁らしくないのだが、段々と社長シリーズの下地が出来上がり、身のこなし方も粋、宴会での唸りも披露。