南北戦争当時のアメリカ西部で開拓に希望を抱くフランス出身の女性と幌馬車隊の男性ガイドが出逢うお話です。この男女はひょんなことから夫婦のふりをする羽目になってしまいます。男ガイド役は若かりしゲイリー・クーパーなのでかっこいいです。男と女の結婚生活における価値観のぶつかり合いが見られます。産業革命以後に否応なしに起こったであろう働き方改革。いつの時代にもパラダイムシフトはあり人々の変化への対応は大変なものがあったんだろうなぁとこのコロナ禍でも似たような変化があるので遠い昔の異邦人に同情に似た思いをはせました。

クーパーの彫刻のように美しい顔立ちと、ウエスタンの衣装を着るために存在する肉体が一見の価値あり。

なに…レビュー件数11件…悲しい…

それはさておき、今作は南北戦争真っ只中に幌馬車隊がガイドと共にカリフォルニアを目指すストーリー

ガイド役に麗しきゲイリー・クーパー
もうね、クープありきの作品です
今から90年前、1931年の作品ですが、その当時、いかにゲイリー・クーパーが大変美しい美男子だったか、そして身長191cmだけあり、まわりの男性には非常に申し訳ないが、クープがいかにスタイルが良かったかを充分に堪能できる作品です

ストーリーも多少、コメディ要素もあり、破茶滅茶な部分もあり、お決まりの先住民との戦いもあります

また、ひょんなことからクープ演じるクリントと夫婦役を演じることになったフランス女性フェリス役のリリー・ダミタもよかった
当時の女優さんにしては絶世の美女ではないけれど（ごめんなさいね…）、逆にその辺が当時、本当にいそうな女性感で親しみがありました

クリントを立派なガイドに育て上げたビル&ジムはお世辞でも品があるとは言えないし、2人の恋をなぜか邪魔してみたり応援してみたり、よくわからない部分もあったけれど、なかなかいい味出してました

ラスト、ありきりなのですが、やはり、美男子ゲイリー・クーパーが出演している作品なら、あのラストでないとね
そうでないとがっかりしてしまいます

余談ですが、わたしも夢の中でもいいので、ゲイリー・クーパーに
『Did you miss me , sweet heart ?』
『so much , darling 』
といった会話をしてみたいし
『彼女に惚れすぎて、見ると抱きしめたくなってしまう』
と言われてみたいものです！！！！！