明治はじめの大阪・船場。薬種問屋の娘・お琴は幼い頃に失明し、一心に琴の修行を続けていた。丁稚の佐助はそんなお琴の身の回りの世話を任されていた。やがて、2人は愛を誓いあうがある日、お琴が何者…
>>続きを読む大正14年。女優を目指す田中絹代は、新人監督・清光宏の推薦で蒲田撮影所の大部屋女優となった。清光監督作品では常に良い役が振られる彼女は、ほかの女優たちから嫉妬を受ける。そんな中、絹代は五生…
>>続きを読む夏の逗子海岸。何不自由なくヨットやサーフィンで遊ぶ兄弟ふたり。享楽的な兄の夏久に対して、弟の春次はウブで純真だったが、海岸で出会った美女、恵梨に引かれ、真剣に付き合うようになる。だがある日…
>>続きを読む庄屋の娘として生まれたお島は、田舎での結婚話を嫌って東京へと逃げ出した。神田の商店の後妻になるが、気の強い性格もあって主人と喧嘩が絶えず、ついには家を飛び出してしまう。その後はある寒村の旅…
>>続きを読む永井荷風は妻も取らず女道楽を続けていたが、58歳を迎え、色欲の衰えとともに創作意欲が減衰していくのを感じていた。そんななか、荷風はお雪という娼婦に出会い足しげく通うように。創作意欲を取り戻…
>>続きを読む昭和初期、林ふみ子は行商をしながら、母親と駄菓子屋の二階で暮らしている。八歳の時から育てられた父親に金を無心されるふみ子に、隣室に住む印刷工・安岡は同情するが、初恋の人を忘れられないふみ子…
>>続きを読む