夏の逗子海岸。何不自由なくヨットやサーフィンで遊ぶ兄弟ふたり。享楽的な兄の夏久に対して、弟の春次はウブで純真だったが、海岸で出会った美女、恵梨に引かれ、真剣に付き合うようになる。だがある日…
>>続きを読む西銀座駅前にある「さざなみ薬局」店主夫人の尻に敷かれている夫の重太郎には、戦時中に漂流した島での恋の思い出の幻想が時々現実と入り混じる病気があった。重太郎の親友で獣医の浅田はその病気は浮気…
>>続きを読む庄屋の娘として生まれたお島は、田舎での結婚話を嫌って東京へと逃げ出した。神田の商店の後妻になるが、気の強い性格もあって主人と喧嘩が絶えず、ついには家を飛び出してしまう。その後はある寒村の旅…
>>続きを読む明治はじめの大阪・船場。薬種問屋の娘・お琴は幼い頃に失明し、一心に琴の修行を続けていた。丁稚の佐助はそんなお琴の身の回りの世話を任されていた。やがて、2人は愛を誓いあうがある日、お琴が何者…
>>続きを読む永井荷風は妻も取らず女道楽を続けていたが、58歳を迎え、色欲の衰えとともに創作意欲が減衰していくのを感じていた。そんななか、荷風はお雪という娼婦に出会い足しげく通うように。創作意欲を取り戻…
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