露悪的なおとぎ話世界でのボーイミーツガール。小人妖精のおっさん達が動物に化けたり好きな女の子のためにデビルマンに変貌したりとメタモルフォーゼ要素が多くて眼福。切り絵アニメだからか変身の境い目みたいなビジュで留まってくれるの性癖に刺さってありがたい

デビルマン

お久しぶりです！ゼーゼマン（カレル・ゼマン）！
ディスカスにあるゼーゼマンも、残り3本。
いよいよラストスパート！
頑張るぞいっ！！！！！！

今回は、アニメーション。
と言っても、普通のアニメじゃなくて、紙に絵を描いて、それを切り取って、操り人形みたいに、糸かなんかをつけて操って撮影してるんだと思う。。。

ディズニーアニメみたいな雰囲気で良かったし、お話も非常に分かりやすくて良かったけど、何故か眠くなる不思議。
たぶん、優しいタッチの絵だから、ゆりかごに揺られてるような気分になって良い気持ちになるんだろうなぁ～。

決して、お昼ご飯を食べたあとに、横になって観たから。ではない！

タイトル通り、ホンジークとマジェンカのお話。
ホンジークは、生まれて、すぐに女神様からプレゼントを貰う。
白いネズミを3匹。それが小人に変身し、彼を一生見守ってくれる。
"お人よし"、"悪魔の子"、"無邪気な子"。

なにかあると、この3人の小人が現れて、語りかけてくる。
まるで、天使と悪魔のようで、面白い。

で、マジェンカと言うお姫様？を助けに行くお話。だったと思う。。。
で、で、空を飛びたいと願ったら、悪魔にされちゃって・・・。
それがジャケ写に写ってる、デビルマンみたいなヤツ。
ホンジークは、映画の前半で、悪魔の言う事を聞いて、少しだけ悪さをしてしまう。だから、悪魔に姿を変えられたのかな？？？

でも、でも、でも、最後は、超ハッピーエンドで、めでたし、めでたし。なのでした。

• #たまにはレンタルも
• #かれるぜまん

カレル・ゼマンの遺作。
貧しい羊飼いの息子として生まれたヤン・ホンジークは、3人の妖精と共に流浪の旅を続け、ある日妖精のマジェンカに恋するが・・・という話。

切り絵アニメは安定感がある。古代の書物の挿絵のような絵柄が良い。

ホンジークがカレル・ゼマンの主人公の中では割りとすれているような感じがした。悪魔化したホンジークの見た目が一番印象に残る。子ども向けのアニメだけど、強盗や首吊り等ブラックな要素が幾分ある。

歴史によく描かれる伝説や戦争の話でなく、小市民の愛や生活について描くという作品のコンセプトがいい。