姉は、弟が学校を立派に卒業することだけを願い、学費を稼ぐために一日中働いている。 昼は会社でタイピスト、夜は大学教授の翻訳のお手伝い。慈愛に満ちた姉を慕う弟。 でも、姉は一つ嘘をついて…
>>続きを読む明治二十三年頃、北陸一帯を巡業する見世物の中に、今評判の水芸の太夫“瀧の白糸”がいた。美人で勝気な男勝りで通っている白糸が、一日の興行を終え、浅野川の辺りでホッとした時間を過ごしていると、…
>>続きを読む大学生活を謳歌する堀野、斎木、熊田、島崎の4人。だが会社社長の父親が急死したことで、堀野は大学を去ってしまった。時が経ち、斎木たちは大学卒業を迎えるが仕事先が見つからない。彼らは堀野を頼る…
>>続きを読む北海道へ向かう船。渡り者の坑夫健二たちと流れ女お浜らは海峡を渡り、北海道の炭坑町に着いた。男達はお浜らの働くバーに遊びに行った。そこで、若い健二とお藤はお互いに惹かれていった。が、お浜と健…
>>続きを読む©1933松竹株式会社