朗かに歩めの作品情報・感想・評価

「朗かに歩め」に投稿された感想・評価

ブルゾンちえみでリメイク希望!というのは嘘で、捨てられる人形が後のトイストーリーシリーズへ影響を与えたというのは嘘みたいな話しだが、やっぱり嘘だ。なんだろ、格調高い不良映画。落ちる帽子、舞い落ちる手紙の断片。揃った振り向き。アップになる足(靴)。浮ついている時はステップだったり、跳んでいたり(地に足がつかないメタファーか?)しかし、不良映画が格調高くてどうする?とも思う。不良感性が0なのは小津監督の不良性がないからか?東映映画でいう所の色ボケ(又はマラボケ)した男の話しで(東映作品内では)プロップスだだスベり男が主人公。新鮮なんだけど、東映映画は監督が不良感性を持ってたんだなぁーと実感できる作品。
初期小津の中でも微妙な部類らしく見たばかりなのに役者の顔すら覚えてない。大仏の顔だけ覚えてる
atsuki

atsukiの感想・評価

3.5
アメリカ映画に傾倒してるからモボ・モガでハイカラ趣味。窓ガラス清掃ってのが良いね。まさにヤクザから堅気へとひらけて曇りなく晴れやか。
途中父が隣の和室でクイーンを流し始めた為、ビリヤードシーンのバックミュージックがクイーンになりました。
イシ

イシの感想・評価

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原作が清水宏で小津のアメリカ映画への傾倒がうかがえるよって書いてあったのでみました。
えな

えなの感想・評価

4.4
主演の高田稔さんが美しい。大学は出たけれど、を観て気になったのでこれも見てみた。
じぶんがうまれるずっと前に亡くなってるひとをこんなに魅力的に感じるって映画はすごい。いまさらだけど。

話は展開もはやく動きがあるので全然飽きないけどフォントが読みづらい。
戦後作品よりずっとおしゃれで、こんな昔にブラインドってあったんだ!とおもった。内装も扉が大きかったり壁に絵があったりおもしろい。
すごく丸尾末広のまんがみたい。
脇役も美男美女ばかりだったらよかったのに。とくに女の人がおっさんみたいなのが残念〜。
観られてよかった。
小津安二郎監督のサイレント映画。 
やくざな男が可憐な娘に惚れて……という物語。 

複数の人物が「揃って同じ動作をするシーン」が多々あり。様式美か。 

しかし、鎌倉の大仏の真横に車で乗り付ける場面は、現代では考えられない稀少なものであると思う。
tk33220

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3.6
以降の作品であればフィックスで処理しそうな埠頭に並ぶ車を捕らえる冒頭のショットを後退移動で撮っていたり、急に人物が踊りだしたりと挑戦的な箇所が垣間見える。幾度となく現れる落下のイメージも健在。
映画男

映画男の感想・評価

3.0
めちゃめちゃアメリカ映画に傾倒していた小津安二郎が当時珍しかった自動車、ウイスキーやビリヤードなどを取り入れて作ったハードボイルドな映画。登場人物もいわゆるモガ・モボでかなりハイカラ。不良のモガが皆んなブルゾンちえみに見えたのはご愛嬌。
小津監督は本当にアメリカ映画が好きだったんだな。「朗らかに歩め」

傑作「非常線の女」の3年前の作品。調べたら1930年の一年で7本も発表してるのですから驚きです。
小道具が見事に生きまくった洒落た逸品。当時のアメリカ映画人たちに鋭い感性があったなら「非常線の女」とこの「朗らかに歩め」を併せて観て「まごまごしてると追い越されちまう」と焦ったに違いありません。
戦後の日本にも中平康や須川栄三など「モダン派」と称される映画人たちが多数現れましたがそれらの先駆けじゃないですか
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