成瀬巳喜男のサイレント観る
松竹蒲田作。芸者菊江は息子
義雄に避けられてるのが悩み
の種。息子と仲が良い後輩芸
者照菊に相談するが
脚本 成瀬巳喜男
思春期の少年が母の仕事が嫌で離れて行
く母…
ショットの視線繋ぎのスピード感に加えてサイレントだからかドリーショット(あんな狭い部屋で!)の多様に驚愕。菊江(吉川満子)の中学生の息子義雄(磯野秋雄・23歳)と照菊(水久保澄子・17歳)の淡い恋。…
>>続きを読む柳下美恵さんのピアノdeフィルム。
演奏は相変わらず素敵。
映画も淡くせつなく、時に甘く、ピアノの音とマッチしていた。照菊かわいい。
fpsが間違ってたのか、上映時間が想定より早く終わる。そう…
横浜シネマリン“柳下美恵のピアノdeフィルム(1933)”
柳下さんの繊細な伴奏がとても自然で美しい映像にフィット♪生即興演奏ならではの贅沢😸
「ここで終わるの?」なラストが「それでも人生は続く」の…
シネマリンのピアノdeフィルム企画。
成瀬の未見の作品だし、水久保澄子タン目当てだし、観に行きました。
澄子タン、かわゆすぎて、最高。
着物の袖から出てくる色々な食べ物。食べる澄子タンかわゆい。
…
明らかに水久保澄子を撮りたい演出やキャスト。母のように優しく、かつ糾弾するように厳しい水久保の振り向く顔や、横顔の丸さと白さが、街灯の明かりに呼応している。
「私たち二人の関係を見知らぬ人はどう見…
水久保澄子可愛い。
サイレントの方が成瀬のすごさが分かりやすい。後期の成瀬巳喜男は洗練されすぎてて何がすごいのか気付かず終わってしまうから。それは私がまだまだ映画を注意深く見る目が足りないということ…
決して結実することのない男女の幸福と別れの予感が一瞬一瞬に刻まれていく、後年の成瀬をも凌ぐ傑作。
あらゆる角度から交錯し、見つめ合う決定的な瞬間は中間字幕によって断絶され、またすぐに逸れていく男女…
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