映画の台頭で落ちぶれたヴォードヴィリアン一家の息子ミッキー（ミッキー・ルーニー）は、家族のために子供だけのショーを計画する。ショーのヒロインはミッキーに恋するパッツィ（ジュディ・ガーランド）のはずだったが、資金確保のために映画の子役スターを起用することになり、パッツィは傷つき一座から去ってしまう。

バスビー・バークレー監督、ミッキー・ルーニー、ジュディ・ガーランドのトリオによるバックヤード・ミュージカル。
全員が当たり前のように黒塗りでショーに出るあたり、モラルを欠く未熟な時代を感じるけど、若きスターたちの歌声は素晴らしい。

いつもオーバーアクションのミッキー・ルーニー。彼がクラーク・ゲイブル風、ライオネル・バリモア風に一人でリハーサルを席巻しちゃう場面はさすがの一言。
一方のジュディ・ガーランドも、後にデビー・レイノルズのイメージが定着する “Good Morning” を素晴らしく上手く可愛く歌ってた。
他にも、小生意気なチビッ子オーケストラは可愛らしいし、ロザリーのおきあがりこぼしみたいな動きがキモ凄かった。

戦時下という時代を反映して、ラストは怒涛のアメリカ賛歌。笑
全体をとおすと、ここ！っていう見どころのない作品ではあった。

「青春一座」

エンターテイナーを父に持つ息子が独自の方法で人々を魅了するサクセスコメディ。おそらく日本では鑑賞が困難な作品のうちの一つだが、米Apple TV＋にて3ドルで鑑賞できる。この時代のミュージカルの曲はどの曲がなんの作品のものなのか識別するのが難しい。「雨に唄えば」の曲と認識していたものが実は違うって言うことが結構多い。ミュージカル史についても勉強がある程度必要だなと実感した。

• #りょうすけ2023
• #りょうすけ1001

1322
2025/015

オペラ×スウィング＋デモ＋テーブルマナー＋葉巻＋ものまね◎



バスビー・バークレー監督作品

ジュディ・ガーランドが好きなので鑑賞しました💕
おまけに劇中の舞台練習でクレオパトラも扱われていてタイムリーだと思いました✨
ただしミッキーが真似するのはクラーク・ゲーブルやライオネル・バリモアです💦
まだまだ子供っぽいジュディの魅力が詰まった作品です😍
オズの魔法使いの西の魔女＝マーガレット・ハミルトンも出ています🚲
ミッキーのコミカルなものまねにも注目です😝