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真赤な恋の物語
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『真赤な恋の物語』に投稿された感想・評価

潜入捜査の刑事が魅力的な悪女に惚れて破滅していく。豆タンクみたいな岡田茉莉子がファム・ファタール。もっと綺麗に撮ってやりなよ井上梅次。翻弄される男に吉田輝雄、真剣であるからこそ迫りくる顔と熱演が鬱陶しい。
潜入してすぐに捜査そっちのけで女の部屋で朝飯食べてるし、刑事の名も簡単にチンコロしてしまう、潜入刑事としては脇が甘すぎる吉田輝雄。刑事だとバレたらあっさりとヤクザに寝返る立ち回り、というかそもそもキャラクターの言動や設定が決心した五分後にはもう気が変わっているような展開だらけで、その一貫性のなさに酔ってくる、映画がゴチャついて浅ましく見える。冒頭の血文字からおかしなことだらけだが、最も奇妙だったのは片目に変な眼帯をしている大木実。通称「カタメ」。モーターボートでの残酷はきちんと人体破損を見せて欲しかった。過剰な娯楽性、切るべきくだりを切らないで何もかも力技で撮りきろうとする井上梅次ザ・ワールド。
梅次先生のコンセプチュアルアート!機微だの感情だの共感だののすべてを否定して冒頭からフルスロットルで単純化してくる。かっこよすぎます!
『今年の恋』のあの名コンビがこんな意味わからん映画でもコンビを組んでたと思うと笑うしかない。警察官のくせに意志が弱いのかコロコロと考えが変わる吉田輝雄と関わる男全員不幸にさせるキャバレーの女、岡田茉莉子の話。冒頭の「マキ」の血文字と吉田輝雄の拷問シーン(めちゃくちゃ鍛え上げられている)が好き。ボートの処刑シーンは『太陽の野郎ども』でも観たような…(こちらがずっと先)。
茉莉子様の鞭打ちと派手目な衣装、めちゃくちゃちゃんと撮ってる終盤のレビューシーンに+0.2。カルメンの歌は吹き替え?

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