加藤泰監督らしく、カット割りやアングルがとにかく変な侠客作品。芋臭い真木洋子が体当たりで裸で拷問シーンとか演じてるのが妙にエロい。加藤剛や北大路は顔見せのみ。渡哲也はカッコいいけどストーリーが散漫だ…
>>続きを読む物凄い。唐突に出てくるメガネの神父・加藤剛好っき、となっていたらあれよあれよという間に菅井きん達民衆雪崩れ込み、からの屋外わちゃわちゃでもう画面がクストリッツァ状態。もうずっとこんな感じのテンション…
>>続きを読む列車の中で本を売るシーンで始まり、それが5分くらい続くので、ハズレかも……と一瞬思ったが、まったくそんなことなかった。省略するところ省略して加藤泰がやりたいことはしっかり時間かけてやる(加藤泰はあん…
>>続きを読むカルト的人気の加藤泰監督の映画。東映時代の緋牡丹博徒的な作品だけど主人公はやくざではない。列車の中で絵本を売っていた近藤ちせは殺人現場に居合わせたところから駆け落ち相手の大浜と共に警察の取り調べを受…
>>続きを読む菅井きんのテカり過ぎな汗が最高。愛を求める道のりに、成り上がる様と時代の奔流が重なるのは分かるが、激しすぎる。極限で「幸せです」と言える女、「金玉さげちょるんか」と言われる男。崖っぷち別れ話が急にヌ…
>>続きを読む◆冒頭、渡哲也の〈人殺し〉の眼に吃驚仰天!
◆個人的には全然タイプではない真木洋子ですが、その脱ぎっぷりと肌の美しさに感動!
◆大久保佳代子を色っぽくしたような、任田順好の怪演に脱帽。前半のエエとこ…
【♂と♀】
70年代に入り、松竹や東宝に移籍してから加藤泰作品はどんどん長尺化が進む。『人生劇場』然り『花と龍』然り『宮本武蔵』然り。
本作の主演を努めるのは真木洋子と渡哲也。まさしく宿命のカッ…