[ゲイ=成就しない恋愛の代名詞みたいに言及すんのやめて] 40点
ジョヴァンナ・メッツォジョルノって若い頃はちょっとチュルパンちゃんに似てたんだなというのだけが収穫。
なんで「愛に関する短いフィルム」みたいな窃視恋愛ものにナチスとゲイの記憶喪失の老人を突っ込んだんだろうか。ゲイを成就しない恋愛の代名詞みたいに言及すんのもムカつくし、ナチス関連の挿話も心底どうでもいい裏設定にしかなってない。途中から記憶喪失でもなくなって老人が唐突に自宅に帰ってるのにはマジでウケたけど、"どうして"記憶喪失になったのかは明かされない。年だから?結局不倫も成就しないし、主人公がパティシエになることも出来ない。てか普通仕事口の目星くらいつけてから辞めるだろ。パティシエ見習い募集中!みたいな。色々乗っけて底が抜けたいい例で、私はどんな寛大な心を以てしても"ジョヴァンナちゃん可愛い"以外の感情で本作品を語ることは出来ない。観る価値なし。