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ママおうちが燃えてるの
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『ママおうちが燃えてるの』に投稿された感想・評価

就職先はJOQR文化放送、市井のルポタージュはそのまま自身の生活にも地続きで、離婚した弁護士の夫で子等の父は映画のなかには出てこないけど、似ているらしい長男はじめ、ひとりひとり性質が違う子どもたちの成長をみていると(放浪癖のある甘えん坊の次男は高熱で夭折しちゃう)、夫婦の離婚もどちらかの善悪で片づけられない、まさに性格の不一致が根本にあることが印象に残るし、後半は出てこないお手伝いの倍賞千恵子のその後の生き方や子どもたちのそれぞれの将来もそれぞれに関係を築いていくんだろーな、とか。石浜朗みたいな立ち位置の長男こと宗方さん、警官の吉田輝雄もナイスキャスト。鰐淵は鰐淵らしさ全開の長女役。白々しいくらい涙ぐましくまとめてはいるけど、千景さんの芯のある存在感を軸にズシッとくる松竹ホームドラマ。文化放送の先輩は園井サン。園井サン出てるだけでなんかイイのよね〜。
発達障害でどもりの末っ子がマッチで遊んで家を燃やす。『ママおうちが燃えてるの』、タイトルが最高。Tシャツにしたい。離婚して働きながら六人の子供を育てる母親の奮闘記、淡島千景劇場。六人もいれば大きくなる前に病気で死ぬ運の悪い子供もいる。子供たちそれぞれに問題があり、それを超えて結果的に丸く収まる良い話(父より母を選ぶ子供たち)なんだろうけど、どこか閉塞感があり、初めからこの世界を照らす電球がいくつか切れているような暗い映画に見える。話には上がるが一度も姿を見せない父親の存在、ぽつぽつと心情を語るモノローグ、歩く淡島千景を映す移動撮影。たしかに川頭義郎の映画。
✔️🔸『ママおうちが燃えてるの』(3.8) 及び🔸『夜の終わり』(3.4)▶️▶️

 子供の時から、知らず何十年も結果親しんでる映画監督にも、どんどん近しさをおぼえる人と、初対面から距離が悪くはないが、詰められない人がいる。
 30年以上前、TVのVHS録画の中から、これはこの人に相応しいとコピーしては渡していたが、肝いりの『大地のうた』『山椒太夫』『アデルの~』『(これは輸入ビデオから)ドッグスターマン』らに先駈けて最初のは『涙』だった。綺麗な版が出回る前だったが、まずこれから、という感じ。
 中学半ばから終りにかけてTVでやっと、黒澤・ヒッチコック・ルノワールらを知り始めた(チャップリンも小津も未だ知らず)が、それまで映画というよりTV演出家として、船床・和田勉・実相寺位しか頭に記憶されておらず、あとひとり、最重要が木下・太一と組んだ川頭だった。後年、そこへ転身前の映画演出を観たわけだが、更に本当の極上揃いだった。『ママ~』も、よくある離婚後1人で子育ての社会から圧迫続きもの、の体をなしてるに見えて、内実は今も息づく感触へ。手元や顔の限定CU、90゜前後やどんでんめの手落ちない角度変え、余分にスーと家屋内外越えて流れるも目立たぬ滑らかカメラワーク、時に揺れて近付く・三段寄りカッティングらの緊急緊迫動感もあるが特に飛び出さない、端正でゆったりも鯱張らないタッチで、六人の子沢山に片親だけでてんてこ舞い、その中子供の急病急死や障害者や兄妹間嫉妬、前夫から経済補償も受けない毅然保ち、ラジオ局勤めと家事のバランスやっと、らが定型的に画かれてく。が、その侭七年後の、6-1人が各々大学生・高校生・小学生に成長してから、色々はっきりしてくる。元々の離婚理由は、不実や暴力は絡んでおらず、単純に性格の違いで、それを「誤魔化せず、誠実で立派」変わらぬ夫、そして自称「火の玉」的直線的妻~子供らが完全に巣だっての1人になっての「私自身の人生」を視座に朧ろでも見据えてる~。几帳面で家庭内規則で固めて皆を安心な甘い優しさに置きたい夫は、お嬢様育ちでもあり細々完全は苦手・寧ろ子供たちの自由個性を認め尊重したい妻に、妥協点を見出だせなかっただけで、今も互いを認めあい、愛が消えて憎しみに変わったわけでは全然ない。身体の弱さから責任感を覚え、学校や社会の優者本位に萎縮してく子もいるが、苦手な学業より中退して1日も早く働きたい、あくまで子の甘え認める父の側で暮らしたい、母の言葉通り親を殴り返し・恋の告白も留まらず内向なく外向だけ、らが無理なく渦巻く躍動感。子らに皆出ていきたくば、と下駄を預ける母も、逆に一途で、繋がりの確認が強まるだけ。囲む環境は違えど、今の世にも、変わらぬ人間の前を向く姿勢の自然な安心感が、先取られ描き尽くされてる。子らを半々に分ける選択肢を考えたも、民法の判例通り親権が全て母側に渡ったを、その侭一体がと守り通し、仕事にも伸びやか手応えを得てくが増してく母。いい人の筈だが、父の姿は画面には現れず仕舞い。結構な作、地味に見えて、底力は揺るがず、かつ、ヴィヴィド、息づき続ける。子供たちは社会を意識して反撥なりするわけではなく、自らが矛盾を抱える自然そのもの、のより広い枠で呼吸し考え行動しているので、自然そのものに反するわけではなく、反社会存在にも成りようがない、先々の実りがどこかで感じられ続け、社会通念に媚びるか歪められた不自然が存在しない。ある意味、不思議で自然すぎて、それを感じさせない作。
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 『夜の~』。谷口千は、前にも書いたが、小学校の校内上映会の頃から三船妖術時代劇らを観てる(万博映画も見せられた~1人で見た映画の併映だったかも~が、作者の名前は知らず)が、写真家としての切取りは新鮮で悪くないが、作品の創造的煮詰めができない。スッキリが、文句なくいいと言える作品といったら、『潮騒』『独立機関銃~』位か。だから、観たタイトルもキチンと憶えてない。これも未見だと思い、安いので前売りを買うが、その後チラシで内容を確めると、ラピュタ辺りで数年前観た作と分かる。
 もう電車に乗ってたので、引返しは止める。が、現れたは綺麗なプリントで、名だたる高名な撮影スタッフ・リアル素材には意外な贅沢制作体制が揃い、パンフォーカスに近い締まって深く力ある画面、照明の力も働きコントラスト鮮やか表現主義的になったりもする陰影(鏡の中の自分の顔の他人からの変容特撮も)、WIPE次々の展開切り替わるキレ、その中で細部細部の大小灯・ネオン(写り込み)と窓・テカり路面・立ち込め白煙・大小テーブル・大写コップや札束や銃・汚れ水面・強く囲む黒壁・洒落て粋な飾付けや柱らがリアル地味もしかし端々豪華に作り込み呼吸してる隙がない美術、らが実に一見現実まんまも内実逆世界を描く真のゴージャス、を目に出来た。只、上下長くや前へのフォローの移動、陰影ある顔や手元・小道具の丹念なCU嵌込み、切返しや90゜変やどんでんの端正過ぎしつこさも平均域出ず、俯瞰め(大L)や(寄りめ)ロー仰入れの拘り映画空間スケール、らのオーソドックスタッチがいつまでも定速定型・基本を離れずで、固有作家性掘り起こされるものは少。それが、豪華技術、純さ残るテーマを、損ねてない事へも、と言えるが。
 上野辺りのバーに勤める孤児の娘と、周りも真面目さを誉めるも、深夜の下水工事の仕事位しかなく、夢敗れ賎しさ出てきた、地方出の姉の嫁ぎ先居候の青年、の進まぬ恋。青年は、仕事帰りに札束覗かせた酔払いを見て、つい殺人強盗。証拠も残し、直ぐに捜査線上に。恋人や家族・上司の慌て奔走ぶり、本人は必死バタバタ滑稽も、内面はひたすら、寂しさと一人ぼっちに嵌まる。ヤクザが鉄砲玉に雇わんとするが、一般人への仕事躊躇い、逆に親分を撃つ、更に犯罪重ね。自首を考えてく過程で、浮浪者の面倒みる派出所老警官、子供を清く養う為に売春婦してる初老女の、最後の正しさと信頼価値観死守・誰をも見捨てぬ暖かみ、に偶然触れた事が迷いをふっ切る励みとなる。

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