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ムーンフリート
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『ムーンフリート』に投稿された感想・評価

2.5
神話とろくでもない人間像は確かにラング映画だが、子役はおろか脚本すらスチュワート・グレンジャーの嫌らしさに攫われてしまう。ただラストはわりと良かった。序盤の踊り子のイメージはメトロポリスから大いなる神秘へ、分かりやすい誘惑の身振りとしてここで復活を果たしている(またスピオーネ、飾り窓の女における「視線」もそれと同様だろう)。
 自分がいまのところ観てきたフリッツ・ラング作品3作はどれも傑作だったがこれはハズレだった…。

 サイレント映画である『死滅の谷』と『メトロポリス』はもちろん、トーキーの『M』も「映像で語る」、「映像で魅せる」作品だったが、本作はハリウッドで約200万ドルかけて撮られた冒険活劇なのに、映像的な魅力が感じられなかった。

 ストーリーはほとんど台詞先行で展開されるし、何度かピンチに陥るが緊張感の欠片もない。

 序盤だけ出てくる踊り子が印象的。
堊
2.0
シネマスコープを活かした海岸で待ち構えた銃がズラリと並んでいるショット、妙に力の入った教会のシークエンスぐらいで全体的にはすごい教育的なムードを漂わせてるし、井戸に降下していくのはかなり『トムソーヤ』。でもこれが200万ドルをかけた超大作なの?ほんと??最後の窓の向こうから見える海に妙に感動するし、フォード『荒野の女たち』的な「あばよ」といい、ラングのフィルモグラフィーのかなり後ろの方にあるのもあって『怪人マブゼ博士』(1960)よりよっぽど遺作めいてる。

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