マリオ・カメリーニ監督が描くロマンチック・コメディ映画です。タクシードライバーの娘にひとめぼれした若い男は娘に猛アタックします。若い男はイケメンなので娘も悪い気はしません。娘も若くてかわいいから金持ちの中年男に誘われたり男も男で娘にやきもちを妬かせるために別の女性に声をかけたりします。百年近く前のラブ・コメだと考えると微笑ましい。携帯電話はおろか普通の電話もそうそうない時代だからすれ違いもあります。男のキャラクターはけっこうユニークでおもしろかったけど娘はただおとなしいってだけであまり魅力を感じなかった。

たのしい

昨夜に続いて同じ監督のコメディですが、こっちはあまり面白くなかったです。

自動車修理工のブルーノが、香水店員マリウッチャに一目惚れするラヴコメです。

ﾜｲ的に好みじゃない理由は、ブルーノがしつこいからです。
マリウッチャの自宅の最寄りの路面電車の停留所から勤務先まで、自転車でマリウッチャが乗った路面電車を追いかけます。

"しつこさは正義"系の話は気乗りしません。で、そのしつこさは映画の冒頭で発揮されることが多いので、最初からイヤになってしまいます。
もちろん、しつこさによろめくご婦人の方にもがっかりです。

まあそうやって、開始早々に話を軌道に乗せたい製作側のご都合はわかりますけど。。あとあり得ない超偶然とか。
観てるﾜｲはちょっと白けます。