♯4 63年前に作られた
剣と魔法とドラゴンの物語

舞台は中世のイングランド
まだ魔法使いが活躍していた時代。
ヴィランは魔法使いのローダック
彼はペットのドラゴンの餌にする為
王宮からヘレン姫を誘拐する。
姫を愛する若き騎士ジョージは、育ての母魔女シビルの所から魔剣アスケロンを持ち出し石にされていたフランス人のデニス、ドイツ人のウルリヒ、イタリア人のアンソニー、スペイン人のペトロ、スコットランド人のジェームス、アイルランド人のパトリック6人の騎士を生き返らせる。
彼らを引き連れ、姫救出のためローダックが仕掛けた7つの呪いが待ち受ける旅に出るヒロイックファンタジーです。

◆良い点/注目ポイント
・今回のヒロインのヘレン姫
映画の中のプリンセスで歴代1位のセクシードレスです。
・巨人、幽霊、美女に変身するハニートラップ老婆、小人、ドラゴンなど様々なクリーチャーがお出迎え。
・冒頭からトランペットが鳴り響く音響とドラゴンと騎士の静止画で気分は一気に中世ヨーロッパへ誘われます。

◆改善点
・ツッコミどころ満載です。
（褒めています。）

◆総括
・RPGそのままの世界観と邦画特撮のような笑える造形、勧善懲悪ストーリー展開
当時は真剣に撮影しているけども60年の熟成期間を経て完全に良質なコメディに昇華しています。

レイ・ハリーハウゼンの作品が好きな方
『指輪物語』『Game of thrones』が好きな方
にオススメです。

まだ30件しか無い隠れた珍品です。
アマプラユーザーの方はヘレン姫だけ覗いて見てください。

-2024年4本目-

• #Amazonプライム（2024年視聴）
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中世ヨーロッパ×ファンタジー☆

チープだけど中世ヨーロッパの世界観が良かったし、
魔法や騎士などファンタジー要素も満載で面白かったです！
まさに、王道でした！！！

• #ファンタジー
• #アクション
• #魔法
• #騎士

1961年公開のアメリカのファンタジー映画。
一応、"聖ゲオルギオスと竜"の伝説を下敷きにしているそうですが、ほぼ別作品となっているため、視聴する上でその伝説は知っていなくても問題ないです。

魔女シビルの養子であるジョージは、城に住むヘレンに恋をしていました。
ある日、ヘレンは、悪い魔法使いローダックに連れ去られてしまい、王は、「姫を連れ戻したものは姫の夫とする」というお触れを出します。
それを聞いたシビルは、姫を助けたいと思うのですが、ローダックの恐ろしさを知っているシビルはそれを許しません。
シビルは、ジョージを大人しくさせるため、誕生日になったら魔法の剣と鎧、魔力を持つ白馬、そして6人の従者を与えることを約束します。
ジョージは、その剣を手にすると、剣の魔法の力でシビルを閉じ込め、鎧を着て従者を従え、馬で姫の元へ向かいます。
王の家来であるプラントンも姫を救うため行動するのですが、卑怯者でジョージ達と一緒に戦おうとしない。
ローダックの７つの呪いを退け、ジョージは姫の元へ向かう、という展開です。

展開は非常に王道です。
ローダックやプラントンの罠を突破しながら、剣を携え愛する姫の元へ向かいます。
邪悪な巨人や血の池などで、ジョージは一人ずつ従者を失ってゆき、なんとかローダックの元へたどり着いたジョージは、最後にドラゴンと戦います。
まさしく、剣と魔法の冒険ファンタジーといった内容ですね。
特撮に目新しさはないものの、勧善懲悪でわかりやすく、王道展開故に間違いがない作品だと思います。

ちなみにこのドラゴンは、姫の直前で二人ほど美女を平らげています。
この美女二人が普通に食われちゃったので、ハッピーエンドとしていいのやら迷いどころです。
従者も骨になったり、悲鳴を上げながら命を吸い取られたりするのですが、こちらは最後なんとかなります。
骨になったのにどうやってなんとかなったのか気になるところですが、そこは魔法とかでなんとかしたのでしょう。

いろいろ突っ込みどころはありますが、テンポは良く、最後まで楽しんで観れました。
また、ヘレン姫の服装が体にピッタリしていてとても煽情的で良かったです。
胸の形状まるわかりの服を来たおてんば姫で、こりゃあ命に替えても助けに行きますわ。