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人間廃業
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目次

『人間廃業』に投稿された感想・評価

1931年 ドイツ🇩🇪

ロバート・シオドマク監督のドイツ時代の作品

自殺願望の男が自分自身の殺人を殺し屋に依頼、でも好きな女性ができて生きる希望ができちゃった
殺し屋との契約を破棄しようとするのですが…

殺されそうで殺されない💦

フィルム・ノワールで有名な監督の珍しいコメディ作品です

ラストのオチが唐突でしたが良かった♪

脚本にはビリー・ワイルダーも参加しています
フィルムノワールの巨匠ロバート・シオドマク監督(当時30歳)×脚本ビリー・ワイルダー(当時25歳)らがドイツ表現主義の時代に作ったトーキーの犯罪コメディ。主演は20世紀ドイツ最高の俳優と称されるハインツ・リューマン。原題「Der Mann, der seinen Mörder sucht(殺人犯を追う男)」。

ハンス(ハインツ・リューマン)は借金のために自殺しようと試みるが怖くて躊躇していた。そこに強盗オットーが入ってきたので自分を撃ってほしいと頼むが、自殺幇助罪を恐れて応じてくれない。そこで話し合いの結果、多額報酬を支払う条件で12時間以内に暗殺してもらうという契約を結ぶ。しかしハンスは直後にナイトクラブで出会った娘キティと恋に落ちて。。。

唯一現存する51分短縮バージョンを鑑賞(元は97分)。内容に破綻は無く丁度良い尺だと感じられた。

ハリウッドのブラックコメディとは随分と味わいが違って面白かった。ラング監督「M」(1931)と同年のドイツ映画で、コメディなのだが陰影を生かしたカットや湾曲した屋根のセットなどドイツ表現主義的なムードが漂っている。一方、街頭ロケもあり戦前のベルリンの風景も見どころ。

シナリオ演出共に明快でテンポよく劇伴と効果音も楽しくなるように工夫されていて、トーキー映画でのエンターテイメント性の追求が伝わって来た。後のシオドマク監督のフィルム・ノワール、ワイルダーのロマンティック・コメディ、それぞれの個性の萌芽を本作に見ることができた。両者が参加した前年のサイレント「日曜日の人々」(1930)はまだアマチュア色が強かったが、本作は大きく完成度が高まっている。

本作はアメリカや日本でも高評価を受けていたとのこと。ナチスの台頭により両者とも2年後の1933年にドイツを脱出亡命しハリウッドで活躍し始めることになるが、その際には本作で得た国際的評判がハリウッド業界からのブッキングを後押ししたそうだ。

※前半の劇伴にドイツ時代のマレーネ・ディートリッヒの歌が使用されている
【詳述は、『モルナール船長』欄で】セットも構図もスピードもアクセントも、只、才気の凝縮に貢献⋅結晶す。その、緩まぬ連続と、動力の人生観のけだるさ。

『人間廃業』に似ている作品

暗殺者の家

製作国:

上映時間:

76分

ジャンル:

3.4

あらすじ

ローレンスは妻・ジルと娘を連れて出かけたサン・モリッツで殺人事件に遭遇する。殺された男の最期のひと言を聞いたローレンスは、男の部屋で戦争の引き金となる暗殺計画が記された紙片を見つける。秘密…

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