仮面の報酬の作品情報・感想・評価

「仮面の報酬」に投稿された感想・評価

ドン・シーゲル監督作品。
ロバート・ミッチャム演じるデューク中尉は、フィスクという男に軍の金を盗られ、取り戻そうとメキシコまで追いかけるが、ブレイク大尉に金を盗ったと思われ、追いかけられる話。

ロバート・ミッチャムが若い。殴りあいにキレがあって目を見張る。
一人の男を追う男をもう一人が追うという多重構造。台詞のやり取りも気の効いたものが多く笑える。

車の足止めに羊の大群で止めるのに爆笑。
メキシコを舞台にした軍の強奪金を巡る追走劇。車のカーチェイスをしながら、犯人に迫っていく。とにかく殴り合うし男臭く、この当時の映画としては展開がスピーディー。

フィルム・ノワールの中でも評価の高い『過去を逃れて』(Out of the Past、1947)のロバート・ミッチャム、ジェーン・グリアが再共演。
eddiecoyle

eddiecoyleの感想・評価

3.9
ミッチャムとグリアの『過去を逃れて』コンビだからかノワール扱いながら、メキシコののんびりした雰囲気の中、4者が入り乱れる逃走追跡劇は笑いの要素も多分に含みながら71分に収まるのがヤバい楽しい。ラストの唐突にぶっこまれるクローズアップのキレっぷりもヤバい。
AS

ASの感想・評価

4.2
『過去を逃れて』のロバート・ミッチャム&ジェーン・グリア コンビ再び。
今作では殴って殴って猛スピードで走る!息もつかせぬ矢継ぎ早な展開の中だからこそ活きてくる「羊の群れ」は必見
はじまって早々に、走り去る車めがけて突進して車道に派手に転がるロバート・ミッチャムが最高。その後も大きな身体をフルに使って殴り合い。山道を車がバウンスするほどの猛スピードでのカーチェイス。「女なんかに運転させてられるか」「女なのになかなかの腕前だ」とか言葉は乱暴なんだけど、ヒロインのジェーン・グリアに対してまんざらじゃないミッチャムもラブ。
無駄がない、女と男と車で映画が撮れる。外ロケが鮮やかなんだが、プログラムピクチャーをなかなか逸脱しないのが残念
シネ・ヌーヴォにて鑑賞
<フィルム・ノワールの世界 vol.2>
午後のテレビでよく放映されていた映画を観ていた頃の自分を思い出しました。この映画の感想ではないですが(笑)。
コンパクトにテンポよく進む面白い映画でした。
ほし

ほしの感想・評価

4.0
5分、いや3分観れば虜。
スクリーンプロセスを始め、工夫に溢れていて胸がいっぱいになる。
『LOFT』、『トウキョウソナタ』の右方向への強烈なパンはこれか!
もちろんアクションのキレも素晴らしいのだが、それに加えて女性がボート上から花びらをまくショットなど時折挿まれる牧歌的情景の美しさも良い。
hardeight

hardeightの感想・評価

5.0
陽気で活気あふれるメキシコの港町には場違いな、屈強な男同士の突然の激しい殴りあいに圧倒され、事態が飲み込めぬ中、3台の車の追いつ追われつのカーチェイスがはじまる!凄まじいスピードとアクションが全編にみなぎる、紛れもない傑作!