綾瀬慎介は少女小説「小樽・恋シリーズ」の人気作家。小説の挿絵画家であった親友・紀宮の死をきっかけに、故郷・小樽を訪ねる。慎介はそこで自身のファンだという少女・はるかと出会う。はるかの案内で…
>>続きを読むある古びた運河の町が火事で焼けたというニュースが流れた。江口は大学生の頃、卒業論文を書くために、その町の旧家・貝原家に泊まりこんでいたことを思い出す。彼は何かと世話を焼いてくれた娘・安子と…
>>続きを読む山中恒原作「なんだかへんて子」を、尾道を舞台に映画化。少年の淡い恋、さらに、彼の前に突然現われた少女時代の母親“さびしんぼう”との交流を描いたファンタジー。“尾道三部作”のひとつ。
幼少期に両親と離れて育てられたベストセラー作家の洪作は、社会的に成功し、家庭を持った今でも母・八重に捨てられたという想いを拭えないでいた。そんななか、父が死去し八重の痴呆が進行。妹たちの手…
>>続きを読む中学生の斉藤一夫は、両親が離婚したため、母と共に信州に転校。尾道に恋人を残してきた一夫は、新生活に前向きになれない。転入先の中学校では、幼なじみの一美と再会するが、幼い日の結婚の約束を、恥…
>>続きを読む女子高生の和子は、理科の実験室にあった白い液体の匂いを嗅いだ途端、意識を失って倒れてしまう。それ以来、時間の感覚が狂ったように感じる体験をした彼女は、クラスメートの吾朗に相談するが、一時的…
>>続きを読む神戸に住む小学6年生のサッカー仲間、木山諄、河辺、山下の3人は、人が死んだらどうなるかに興味を抱き、きっともうじき死にそうな近所に住む変わり者の老人・傳法喜八(三國連太郎)を観察することに…
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