公開当時、"「シックス・センス」以来、最も衝撃的なスリラー"と宣伝されたらしい。

おい。
「シックス・センス」に謝れ。
そんないいもんじゃないぞ。
でも、衝撃的なのは確か。

愛息を飛行機事故で亡くしたテリー（ジュリアン・ムーア）は、その悲しみから心に傷を負い、精神科に通っていた。ある日、アルバムやビデオに収めていた息子の写真や画像が消えている事に気付く。夫の仕業だと思い込んだテリーは彼を問い詰めるが、自分達に子供はいないという衝撃の事実を知らされる。

9年間の記憶はあるのに、息子の存在が消えていく。
夫も精神科医も、子供なんていない、落ち着けって言ってくる。おかしいのは自分か、彼らか！？

おー。なるほど。
序盤は面白い。

しかし、中盤からブッ飛び展開に。
いや、文字通りブッ飛ぶんだけど。

ここでネタバレしちゃうと、ただでさえそんなに面白くない作品が更に面白くなくなるんで、一応行間空けます。















「フライトプラン」系かと思ったら、「X-ファイル」系だった！！abductionかいな！！

いやー。まさかのそっち！？
予想の斜め上をいくSF展開に途中からぽかーん。

はい、宇宙人の仕業でした。

親と子供の精神的な強い繋がりに関心を持った宇宙人が、実験と称して子供を拉致して、親の記憶を消す。テリーは何故か記憶が消えず、宇宙人もビックリ。

宇宙人に連れ去られる描写が、本当にブッ飛んで（恐らく）宇宙船に吸い込まれていくんだけど、それが唐突だし、見事なブッ飛び方なんで、ちょっと笑う。

宇宙人の実験も、何それ？って感じだし、テリーの執念に根負けした宇宙人から無事息子は還ってきてお終い。

何だそりゃ。

精神科医役のゲイリー・シニーズ、刑事役のアルフレ・ウッダードとキャストは良かったけど、大した活躍もしなかったなぁ。

ダメだ。この映画を観た記憶自体フォーガットンしそう。

• #2020akirunaway

不完全燃焼。
題材はそこそこ興味が湧くのに、全容が解明されないまま終了。あとは想像におまかせということか。

テリーは航空事故で息子を無くし、精神科に通っていた。ある日、息子の写真や映像が消えていた。夫に息子の話をすると、元から息子は存在しないと言われ困惑。真相を調べていくが…。公開当時、『シックス・センス』以来、最も衝撃的なスリラーと宣伝されたそうですが、そうでも無かったですw。ジュリアン・ムーアの旦那役が「ER」のグリーン先生でホッコリ。最初は眼鏡を掛けてなかったので、気付かなかったんですけども。こう言うサスペンスモノはネタバレせずに色々書くのは難しいなぁ。「X-file」が好きな人は楽しめる作品ですよ。