続やくざ坊主の作品情報・感想・評価

「続やくざ坊主」に投稿された感想・評価

mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.1
スカパーにて。やくざ坊主の続編だがシリーズ化しなかったということは、あまり人気が出なかったのかね?あるいは他のシリーズとの差別化が出来なかったのかもしれない。大映が倒産間近だったからかもしれない。

鑑賞中の印象としては、とにかくサントラがイカす!時代劇らしからぬジャズっぽい軽やかな曲が続き、超ファンク!
音楽が良いと多少のお話の雑さ加減は気にならなくなるね。

金座を仕切る親分とヤクザ。たまたま出会った勝新演じる破壊坊主が、ヤクザの妻(朝丘雪路)に恋慕していただいちゃう。
また朝丘雪路が色っぽい。というかエロの匂いが漂う。

江戸に場所を移し、今度は記憶喪失の娘(松尾嘉代)に出会う。カワイイ。
実は殺された金座の持ち主の娘。と見せかけて実は…。

ダブルヒロインなのは良いが、前半の朝丘・後半の松尾とで話がブツ切れちゃうのが勿体ない。後半に朝丘雪路が絡むべきだったし、或は前半の色恋は無くても話が成立した。
今回の竜全は、お家騒動に巻き込まれてしまった儚い娘を守ってあげるハードボイルド仕様。
「騒ぐんじゃねえぞ…」と娘に迫り「いつもの手籠め展開キター」と思っていると、娘の盾になり追手を瞬殺。
娘は、たまらず竜全に抱き着く。竜全、ついに純情を知るの巻。
前作の悪辣ぶりを知っていると、そのギャップと漢気にぐっとくる一作だ。
(実はそこからまた二転三転あるのだが)

『座頭市』『兵隊やくざ』色が強い前作に比べ、今作はむしろ『悪名』に近い雰囲気を感じる。
前作では比較的地味で暗い画が多かったが、今作は舞台が海辺な事もあり画が華やか。
また、竜全の破戒僧っぷりは相変わらずだが、キャラクターに若干の変化がある。
カタギには悪さはしない、困っている娘を犯さずに(←重要)助ける等、ヒーロー化の兆しが見える。
(とはいえ、あわよくばヤッテしまおうと虎視眈々ではあるが)
このシリーズは当時の大映が瀕死状態だった為か2作で終わりだが、続いていれば竜全も善玉化したかも。
待ち合わせまで時間あいたので。勝新接待映画だけど痛快さは間違いない。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.7
しかし旦那、坊主がそんなこと言っていいんですかい?→ばか、おら悪党なんだ。悪党が悪いことして何が悪い!(…坊主じゃねーのかよ!はい、破戒僧。)
海女さんの半ケツオープニングは日活ポルノ顔負け。大映やるじゃん!
朝丘雪路はやっぱりボインじゃの。ヌードシーンはダブルボディで残念。
前作より込み入った話でハードボイルド系。もうどこまでも破戒僧でいりゃいいものを。いや、十分ろくでもない奴なんだけどさ。シリーズ続けばよかったのに。