ジェロニモの作品情報・感想・評価

「ジェロニモ」に投稿された感想・評価

もっとゴリゴリのインディアン映画かと思ってたけど、アメリカ開拓時代の伝記物という印象。馬がすごいのでアクションも感動。
ジェロニモが思ってたよりも終始冷静で、ドナドナされてるシーンは悲しく悔しく思うけど、当時全ての白人が悪者だった訳じゃないという見せ方は、私達の意思で改善出来る事だというメッセージの様に感じた。ジェロニモに中尉の事だけは信じてほしいと思うのはエゴだけどそうあってほしい。
ジェロニモかっこよかった。より筋を通す男が必ずしも報われないと言う現実もあるが、歴史の評価はまた別のことなんだろうな。政府軍のネイティブ・アメリカンを迫害し、ある時は利用し、利用したあとは切り捨てる冷淡さ。ナチスを思わせた。アメリカのウサマビンラディンを標的とした作戦はジェロニモと言う暗号名が付いていたはずだ。アメリカ人…白人のメンタリティと言ってはあまりにステレオタイプな捉え方かも知れないが、現在のムスリム社会や国家に対するアメリカの考え方、東アジア情勢に対するスタンスを考えると、そういうものが彼らの根底にあるのかもしれない。そんな事を考えさせられる映画だった。
大自然の迫力ある映像。アメリカの白人とアパッチ族の武力衝突。アクションシーンばっかりで、物語に集中できない。西部劇アクション映画だと思う。社会派って感じじゃない。スピルバーグ、キャメロン、ゼメキス、などが作る映画みたいだった。
アメリカがこの映画で撮されていたような犠牲のもとに成り立っていると考えると複雑な心境になる作品。かといってアパッチを含めたインディアン達が被害者なのかと思えば、彼らも彼らで強奪をし、政府の政策もそれを助長していた。ジェロニモ達を乗せた機関車が荒野を走る姿には虚しさしか感じない。
インディアンとアメリカ人の確執を描いているハズなのに、終盤の列車のシーンが強制収容所に連れて行かれる移送列車にしか見えなかったり、アパッチ狩りのシーンなんて……と、イロイロと19世紀も20世紀も21世紀も同じなんだね(^-^;)な印象が強くて絶句。
それはともかく、ジェイソン・パトリックの馬さばきにビックリ。しかも、その馬もジェイソン・パトリックが離れて行くと付いていこうとするし……何気に緊張感漂うなかで、妙にほっこりされられた。
ロバートデュバル=ロンサム タブ 西部劇が似合う

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・デュヴァル扮するシーバーが
ふいに口にする言葉の数々が
この物語の全てだと思う✧

綺麗な言葉じゃないけれど
ちょっぴりはみ出した人間だけれども
彼からは等身大の優しさと
相手へのリスペクトを感じられる。

そしてジェロニモの赦しの心も身に沁みる。

深く愛しもせず深く憎みもしない平和っぽい人間

深く愛し深く憎む野蛮っぽい人間

とにかく機械的で命令に従うだけの
はみ出した事はしないし罪も犯さないけれど
ちょっぴり冷淡で無機質っぽい人間

自分と違う人間を責め叩きのめす
荒っぽいけど世渡り上手な人間

自分と違う人間を理解しリスペクトする
温厚だけれど損したり報われない事の多い人間。

誰も良いとこ取りなんて出来やしない。

完璧な人間も、完璧な人生も得られない。

不完全な人間達がたった一つしかない
地球の上で生きてるんだから
分け合うしかない。

愛も土地も幸福も不幸もなにもかもを・・・

時には得を頂き
時には損を受け入れる強さが必要。

分け合うってのは永遠の幸福や
恵みや豊かさを望まないことなのかもしれない。

今の私の幸せは誰かの我慢や
犠牲の上に成り立っていること。

この世は結局戦いの勝者に寄って
動かされていること。

個人的にロバート・デュヴァルにジーン・ハックマン
そしてマット・デイモンと
贅沢なキャストが揃っていたので
それだけで十分でした♬

控えめだし面白味もないけれど
良い作品だと思う♡

日本という国が今より無機質で
愛のない国にならないでほしい
ならないようにしなきゃいけないよなと
今は思う・・・
なんとも言えない話だよね
切なくないですか
19世紀のアパッチ族の戦士ジェロニモとアメリカ軍との対立を描いた映画。
どちらかというと、アパッチ族側から見た視点。
ジェロニモは妻と子供を殺された復讐のために白人と闘い続ける。
最後は、無益な闘いは止め降伏するが、アメリカ政府からは裏切られる。
アメリカ軍の将軍がアパッチ族を野蛮人扱いするシーンがあるが明らかに野蛮人なのは白人というメッセージが込められた映画。
脚本は地獄の目次録とおなじジョン・ミリアス
ミリアスには、ジェロニモに戦士としての気高さを感じ、白人アメリカ軍は、ただ命令に従うだけの兵士に見えたのかもしれない…
はま

はまの感想・評価

2.9
インディアンの戦士ジェロニモ!
なんか聞いたことある〜。アパッチ族とかシャーマンとか、開拓時代とか。

でもこれジェロニモの伝記かと思いきや、めっちゃジェロニモ悪役みたいに思っちゃうんですよ。
あんまり彼のこと知らない間に白人の虐殺が始まるものだから、なんだこの暴力的な種族は!って感じなんですけど、そうかと思ったら物語は「白人が彼らに迫った処置は…」みたいにジェロニモたちアパッチ族かわいそう、的な流れになったりして…
とにかく私はどっち側で見ればいいのか分からなくて結局どっちにも共感できませんでした。なんだこりゃ。

確かに彼ら先住民族の土地を、後から奪う形でやってきた白人の行いは時に人として疑念を持たざるを得ないけど、「君たちやこの土地を豊かにしたいだけなんだ!」っていう白人の訴えも分かる。
こういうテーマだからこそどっちで描くか難しいのかなあ。私も「こうした方が良かった」とか言えません。

荒野を馬が駆け抜ける感じはすっごいカッコよかったですけどねー!洋画の中でもなかなか本気で疾走してる馬たちでした。風景もほんもの。

このマット・デイモン多分今の私より歳下なんですけど(衝撃)、なんか…こう…
若い
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