ジェロニモの作品情報・感想・評価

「ジェロニモ」に投稿された感想・評価

アメリカのアパッチ族との歴史を淡々とマット・デイモンが語ってた。
satchan

satchanの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 なんというか、ジェロニモと同じ「怒り」を覚えました。「どうして白人は土地を欲しがるのだろう」というジェロニモの言葉、歴史上の様々な戦いに投げかけても意味が通る気がしました。「他国の人種問題ではホロコーストだ何だって騒ぐくせに、自国の人種問題はどうなんだ」といった趣旨の『そして夜は明ける』の中のセリフと通じるものがあります。
 アパッチとの戦いを見ていた少尉が語りで回想する形で映画は展開し、この少尉役を若き日のマット・デイモンが演じていました。ジェロニモを取り逃してしまったせいで、職を終われる准将役にジーン・ハックマン。アパッチ族をよく知っている人間味のある准将でした。そして、『スリーパーズ』『私の中のあなた』のジェイソン・パトリックが中尉役。中尉も、アパッチ族との交渉に軍のやり方では通用しないことをよく心得ている。アル・シーバー隊長(ロバート・デュヴァル)が味のある人柄でした。机上の戦術とは違う現場の知恵、アパッチ族の考え方、習性など、興味深かったです。
 アパッチ族を一人引き抜いて、土地の案内をしてもらったり、戦術を相談したり。この人のことを確か、斥候(せっこう)と呼んでいるのですが、軍のために忠実に尽くした斥候をも、終いには幽閉してしまうところが許せない。彼は仲間を裏切って活動していたのに、今更仲間の元へ戻されてもねぇ、ひどすぎる、としか言いようがない。軍に疑問を抱いている兵士が何人もいるのに、結局は軍に逆らえず、軍がインディアン(ネイティブ・アメリカン)を制圧してしまう。結局、騙し、欺いて得た土地。勝手に線引きをして、居住区に追いやって、悠々自適か…と、考えさせられました。映画では、少尉が軍を去る形で終わり、軍のやり方に反駁していることが救いです。コロンブスの発見以来のネイティブ・アメリカンとの歴史、学びたいと思いました。
カレン

カレンの感想・評価

4.2
アメリカ人にとっては、あまりにも有名らしいアパッチ族のジェロニモだが、日本人の私には名前だけは知っていたという程度。マットデイモン扮する少尉によって語られる物語。作中、ジェロニモにシンパシ―を抱く人々が何人か登場するが、力及ばず。この映画には、千年の文化を壊してしまった白人の贖罪の気持ちが込められているように思う…いや思いたい。録画にて。
まぁ

まぁの感想・評価

3.3
こういう作品を観ると「アメリカ」という国が、どういう風に作られていったのか…
知りたくなる…
(「映画」から学ぶのも…一つの方法…)

アパッチ族最後の戦いを指揮した「ジェロニモ」…彼が言っている事に「そうだよね…」と…頷いてしまう…

…闘いを始めたのは「白人」だ…
「何故、俺たちの土地を奪おうとする?」
「どれだけ土地を得れば、満足するのか」

白人vsアパッチ族も描かれてはいるのだけれど…
「人間対人間」が中心で…とても興味深かった…

「敵」ではあるけれど…お互いに「敬意」を持って接すれば…という点が…新鮮だったし…魅力的だった…

アパッチ語…BS吹き替えでの鑑賞だから分かるけれど…字幕がないと…全く分からない…

また…
女性が一人も出てこないので(…「家族」として画面には映っているけれど…台詞がない…)…「華」はないけれど…
重厚で…落ち着いた作品…という印象…

BS-TBS(9月28日放送の録画)にて鑑賞…☆



あおい

あおいの感想・評価

2.4
その土地から、正当なる居住者がいなくなった時…

アパッチ族最後の戦いを指揮したジェロニモの生き様を描く伝記物。マット・デイモンかすごく若いです( ^ω^ )

◎ストーリー
白人による虐殺により、沢山の同士を失ったジェロニモは、その恨みを晴らさんばかりに、白人を殺していた。
白人の方は、一部のアパッチ族を懐柔し、ジェロニモに降伏を促すのだが…

主にジェロニモが降伏させられるまでを、マット・デイモンの手記のようなものをたどって進む映画。白人の横暴さや、開拓には多大な犠牲があったことを知ることができる。これは大学の授業なんかに向いてそうな映画。

それが故に退屈です。観る前に多少ジェロニモについて調べておくと、理解がしやすいかと思います。

捕虜となったジェロニモは、人間動物園なるもので見世物にされていたらしく、つくづくアメリカ人は酷いことをしていたんやなって思いました。
これは、かなり前に観てた作品だった

テレビの番組表には(マット・デイモン)のどうとか説明文があったけど、彼は主演ではなくストーリーテラー的役柄

その他大物が揃って出てるので、ちょっと驚いた
tomo

tomoの感想・評価

-
先住民インディアン部族の中のアパッチ族戦士ジェロニモが最後まで合衆国軍と戦う西部劇

しかし敵同士である筈の中尉とジェロニモとの友情が良い

マット・デイモンが22〜3歳でめっちゃ若くてかわいい それより中尉が素敵である

アパッチ族の戦法は見所
逃走中食糧はサボテンであり流石だ
登場人物全員が終始自分の心情はおろか今やっている事まで言葉にするので耳だけで話を追っていけます
この作品に映像があるのはアパッチ語の字幕を映す為。ただそれだけです
ゼロ・ダーク・サーティを鑑賞してビンラディン殺害の作戦名がジェロニモだったことを思い出し、本作品を鑑賞しました。

ジェイソン・パトリック、ジーン・ハックマン、 マット・デイモン(若くて初々しい)が出演していて見応えがありました。

誇り高いジェロニモが孤軍奮闘しても、結局は悲劇的な結末を迎えてしまう悲しさは何とも言えないものがあります。

作品中、ジェロニモは度々騎兵隊の将校と会話をしているが、そのたびに「白人はなぜ我々を追い出し広大な土地を欲しがるのか」と問いかけをします。彼らは「政府の命令だから」と答えるしかなく、彼らに寄り添う理解者が何人もいたことがわかります。

最後にマット・デイモンが「この土地は正当な相続人を失った。」と語っているのが印象に残りました。
なにわ

なにわの感想・評価

2.0
インディアン、アパッチ族。
だまし討ちとはクソッタレやないか。
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