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孔雀夫人
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目次

『孔雀夫人』に投稿された感想・評価

4.0
▪️JPTitle :「孔雀夫人(1936)」
ORTitle:「Dodsworth」
▪️First Release Year : 1936
▪️JP Release Date : 2009/05/09
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : 第9回アカデミー賞 美術賞
▪️Appreciation Record : 2022-319 再鑑賞
🕰Running Time : 101分
▪️Director : ウィリアム・ワイラー
▪️Writer : シドニー・ハワード
▪️MusicD : アルフレッド・ニューマン
▪️Cast : ウォルター・ヒューストン、ルース・チャタートン
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 410/1001

▪️Review •••••••••••••••••••••••••••••••••
🖋クライマックスに全て持っていかれましたね!!“これが本当の愛だ!!”と気づいたそのシーンに感動しました。20年連れ添ってきた若い妻演じるルース・チャタートンの憎たらしさ、その分エンディングは爽快でした!!

🖋本作、裕福なアメリカ夫婦の結婚生活が崩壊していくさまを描いた知性派ハリウッド映画の最高峰と言われている作品です。本作の素晴らしさを際立たせているのは、描かれているモラルの複雑さとほろ苦いトーン。ウィリアム・ワイラー監督の初期の作品ですが、人間の本当の“愛とは”を見事に描いた作品です。

🖋しかし、こんな妻がいたら。。。外国で気のゆるみから遊びふけ、浮気までする虚栄の妻に我慢ならない夫の気持ち。 そんな人間のデリケートな本音をウィリアム・ワイラー素晴らしい演出とリアリズムで描き切っています。

🖋 ウォルター・ヒューストン演じる自動車王。アメリカ男の真っすぐさ、けじめ深さをほんとうまく表現しています。女優陣も素晴らしく、ワイラーの演出もさすがですよね!!

😆物語は。。。
ダズワース自動車工場の社長サムは手塩にかけた会社を大手に売却し、妻フランのため欧州一周旅行に出かけます。まだ30代後半の若いフランは派手好みで、船がロンドンに着こうとし、町のサーチライトに興奮するサムを尻目に、船内で知り合った英国紳士のロカートといちゃついたり。ロンドンでは町を歩けないと言い、そのまま二人はパリに向かいました。当地の上流のつきあいにすっかり魅了されたフランは、観光に退屈した夫をさしおいて、そこに居つくことにしますが。。。

▪️Overview (映画. comより)
シンクレア・ルイス作の映画化で、舞台脚色をしたシドニー・ハワードが「人類の戦士」と同じく映画脚色し、「この三人」「お人好しの仙女」のウィリアム・ワイラーが監督したもので、舞台劇でも主演したウォルター・ヒューストンが主役を勤め、「夫の日記」「フリスコ・ジェニー」のルース・チャッタートンが相手役を演じる。「泉」「三銃士(1935)」のポール・ルーカス、「山小屋の一夜」「僕は軍人」のメアリー・アスターが共演するほか、「ローズ・マリイ(1936)」のデイヴィッド・ニーヴン、舞台劇と同役を勤めるグレゴリー・ゲイ及びマリヤ・オースペンスカヤ夫人、「噫初恋」のスプリング・バイントン、映画初出演の舞台俳優ジョン・ペイン、オデット・マーティル及びキャスリン・マーロウ等が助演している。キャメラは「ガルシアの伝令」「リリオム」のルドルフ・マテの担任。
犬
3.7
逃避行

サムとフランは、20年経営したダッズワース自動車を売却する
娘エミリーも結婚し、人生を楽しもうと考えた2人は、ヨーロッパ旅行を計画する
クイーンメリー号に乗り、フランは男たちとダンスや食事を楽しむ
一方、サムはデッキで淑女のコートライトと出会い.....

楽しい旅行のはずが、なんと離婚の危機⁉︎

大人なラブストーリーでした
ラストが印象的

夫婦喧嘩が絶えない

夫婦について考えさせられる
長年連れ添っているとですね^_^;

果たして、2人の運命は!

フランは口悪い

船に乗り、ヨーロッパ旅行を堪能
いつか豪華客船で旅行したいなぁ〜
淀川先生も大好きなウィリアム・ワイラー監督の戦前の代表作。

この方は「ローマの休日」「必死の逃亡者」「大いなる西部」「ベン・ハー」「コレクター」「ファニー・ガール」と有りとあらゆるジャンルの映画を手掛けるけど、やっぱり本領を発揮するのは、本作をはじめ「月光の女」「偽りの花園」「女相続人」などのドロドロとした家庭劇だと思う。

邦題の「孔雀夫人」の意味がよくわからないが、原題は主人公の苗字「ダッズワース」。

主演はウォルター・ヒューストン(ジョン・ヒューストンのパパさん)とルース・チャタートン。

自動車会社社長のダッズワース(ヒューストン)は経営権を他社に譲って引退する。長年連れ添った妻(チャタートン)のためにヨーロッパの船旅に出る。

ところが妻は船内や旅先で次々と男たちと浮き名を流す。

内心は煮えくり返るような思いのダッズワースだったが、男と破局するたびに自分のところにすがってくる妻を見ると何も言えなくなってしまう。

しかし、ウィーン滞在中、若い貴族と出会った妻は再び恋に落ち、今度はついに夫に離婚を申し出る。

離婚手続きが完了する間、妻をウィーンに残した傷心のダッズワースはナポリに立ち寄る。そこで彼はかつて船内で出会った未亡人(メアリー・アスター)と再会する。

まずファーストシーン。社長室で窓の外から見える自社の看板をひとり眺めるダッズワースの後ろ姿が映し出される。
その表情はわからないが、後ろ姿からは寂しさが伝わってくる。

といったように本作は奥行きを意識した絵作りに徹底している。この辺りが通好みされる由縁だと思う。

ただそれにしてもチャタートンの悪妻ぶりが本当にイライラさせる。

最後の最後でヒューストンもついに感情を爆発させるからやっと溜飲が下がるのだが、個人的にはそこに至るまでが観ていてキツかった。

今でいうと「スカッとジャパン」のようなものかも。

ちなみに脇役に若い頃のデヴィッド・ニーヴンが登場する。この時まだ26才ぐらいなのだがほぼルックスが変わっていない。老け顔だったんですねぇ。

■映画 DATA==========================
監督:ウィリアム・ワイラー
脚本:シドニー・ハワード
製作:サミュエル・ゴールドウィン
音楽:アルフレッド・ニューマン
撮影:ルドルフ・マテ
公開:1936年9月23日(米)/1937年11月(日)

『孔雀夫人』に似ている作品

旅愁

製作国:

上映時間:

105分
3.5

あらすじ

ローマ発、フランス行きの飛行機に乗りあわせた技師・デヴィッドとピアニストのマニナ。2人が予定を変更してナポリで観光をしているうち、出発に遅れてしまい、乗る予定だった飛行機が墜落事故を起こす…

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