経済的に行き詰まった老夫婦は家を売るしかなく、息子と娘の家に別れ別れで身を寄せるが、息子一家と娘一家からそれぞれ疎まれて居場所をなくしてゆく。小津の『東京物語』(1953)に影響を与えた老夫婦ものと…
>>続きを読む他の方が書かれているように東京物語の原型だった。
家賃が払えず子どもの世話になることになった老夫婦。
しかし、子どもの事情で別々に生活しなくてはならなくなった。
50年連れ添ってもまだまだ愛し合って…
以下、シーグリッド・ヌーネス「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」より引用
《家主は古い映画の愛好家のようで膨大なDVDコレクションがあり、そのなかに、ふたりとも観ていない『明日は来らず』があった。この作…
老夫婦の2人は経済的に行き詰まったため、自宅を売却し、子どもたちの負担を軽減しようとする。そして、それぞれ別々に子どもたちに引き取られることになる。しかし、長男の家に引き取られた夫人は、長男の妻との…
>>続きを読む老夫婦が2人で最後の数時間を過ごすシーンでは、全てのキャラクターや装置が老夫婦を優しく包み込み、活力を与えて、大変スウィートな造りになっている。
2人が結婚式の曜日を言い合う様子はユーモアに溢れ、東…
思ったよりも東京物語で、あの映画がこれから相当な影響を受けていることがわかる。途中までは家族のピリピリした感じがひしひしと伝わっきていやーな感じだけど、夫婦二人きりで時間を過ごして過去を語り合う場面…
>>続きを読む経済的に行き詰まった老夫婦の自宅が売却され、子供たちに別々に引き取られて離れるという物語である。
原作はジョセフィン・ローレンスの小説『The Years Are So Long』で、舞台版を経て…