旅愁の作品情報・感想・評価

「旅愁」に投稿された感想・評価

なんら予想を裏切らない定型のストーリーだが、ジョゼフ・コットンとジョーン・フォンティーンの美男美女カップルが美しいナポリやフィレンツェの街で見せるラブロマンスは美しい。

ふたりが禁じられた恋のために捨てたものが、かたや仕事と家庭、かたやピアニストとしての成功というところがポイント。

ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番が実に効果的に使われており、全体のイメージに統一感をあたえている。
Zu

Zuの感想・評価

3.3
ジョーン・フォンテイン32、3才か。
ナポリ、ポンペイ、カプリ島観光
ベタな題材ではあるがなかなか良かった

主人公の奥さんが良い人すぎる
Karin

Karinの感想・評価

4.5
ロマンチックでした。ナポリの街もおしゃれだし。2人の王国なんて作れないよな〜
あと、昔の映画の邦題ってなんでこんなセンスがあるんだろ
ローマの休日とまではいかないが、ステキな映画だった。旅に出てステキな人に出会い、恋に落ちる。皆、一度は夢に思い描くストーリーだ。

運命的に出会い、ただ、男性が既婚者なので、色々すんなりとはいかない。ちょっと、家族の方の云々やら、悩み葛藤する部分の心情表現が物足りなく感じる部分もないではないが、その分、旅の終わりギリギリまで、どうなるのかな?と、思いつつ、現実逃避していられる感じもいいかも。
シルク

シルクの感想・評価

4.0
再鑑賞

ストーリーはもう、上品なオトナの恋です。
乗り合わせた飛行機で恋に落ち
アクシデントで、乗り継ぎの飛行機に乗りそびれた飛行機が何と墜落事故に。
生きてる二人の名前が事故名簿に載る!

とにかくロケーションが素敵でした。
70年も前のイタリアなのに、彫像は変わり無くナポリ、フィレンツェ、カプリなどなどモノクロなのにとても美しく映る。
「ナポリを見て死ね」


そしてこのベストカップル!
ストーリーは分かり切ってるけど、それ故にどう魅力的に演出、演技をするのか…もうそこは完璧でした。
アンティークな映画ほどキスシーンがステキ。
イタリアの子供たちも可愛い!

モノクロなのに、フオンテインはホントにチャーミングでキラキラ輝いていて、ジョセフ・コットンは昔風に言えば色男⁈
絵になる風景と絵になる二人でした。

最後は…やはりねー
Reina

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3.0
白黒でも伝わるイタリアの美しさ。フィレンツェはイタリアの中で唯一行きたいかも。
Hiromasa

Hiromasaの感想・評価

4.0
既婚者のジョゼフ・コットンがジョーン・フォンテインと旅先で恋に落ち、飛行機事故で死んだことになったのをいいことに2人で隠れて暮らし始める。ここの、ロマンチックな高揚感はすばらしい。
やはりナポリ、カプリ、ポンペイといったロケーションがいいし、加えて、現れる子供たちがいい。
この夢のような恋愛がいつか破綻し、男が家庭に帰っていくことはわかりきっているのだが、それでも期待をかけて見てしまう。
映画は暗示的な細部に満ちているが、それは単に物語の「予告」になっているのではもちろんなくて、魅力的なニュアンスを含んでいる。
しかし俺は、結局は「生活」に戻らなくてはならないのだ、というテーマを悲壮感にあふれたピアノで歌い上げてしまうラストが、気に入らなかった。

「旅情」や「哀愁」とまぎらわしい邦題である。
だんご

だんごの感想・評価

3.5
曲中に流れる音楽が何とも素敵。

仮の生活がもうすぐ終わることを予感しつつ、残された時間を慈しむ。
ジョーン・フォンティンの美貌目当てに観ました。「レベッカ」「忘れじの面影」と観れば、当然本作となるわけです。
この女優さんの繊細な美しさは前出のミステリー作品でも活きてたのですが、本作の舞台、イタリアの名所となると更に活きてたと思いますね。お洒落な背景の映像への溶け込み方が素晴らしいです。
ストーリーも面白いですよ。乗るはずだった飛行機が墜落して、乗客名簿に名前残っていたヒロインのマニナとデヴィットの二人。このカップルは不倫関係でした…。そこでこの事故で亡くなったものとして、二人で駆け落ちすることにしたのです。なんとなくミステリーっぽいところがあり、ヒッチコック作品に出演していたジョーン・フォンティンにとっては適役だったかもしれません。
後に二人が生きてることが発覚しますが、不倫作品でありながらも、ドロドロ劇にはなりません。デヴィットやその妻子も案外クールなレスポンスでした。この演出が本作を上品な大人のラブストーリーに仕立てると思いますね。
それぞれの登場人物たちが押し付けがましくなく、妙な淡白さが個人的に気に入ってます。メロドラマ映画の良作だと思います。
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