🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-688 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋ボクシング映画好きな私にとっても、大好きなボクシング映画の一つ！！この時代にこのクオリティ、フィルム・ノワール&スポーツドラマの秀作です！！

🖋映画ファンの中でも最高のボクシング映画という評価もあると言う本作、貧乏から成り上がったチャンピオンボクサーが八百長試合に巻き込まれてながらも、自分の生き様を模索するそんなストーリー。家族、友人、婚約者との関係性とお金至上主義のプロモーターとの関係性など人間描写も素晴らしく、なによりこの時代に作られたのにそのボクシングシーンは昔の実物フィルムを観てるように迫力たっぷりです。クライマックスの試合に至っては拍手喝采です！！

👏Story:（参考:※※※）
貧乏な生活から抜け出すために、チャーリー（ジョン・ガーフィールド）はプロボクサーになり大活躍しますが。。。

🔸Database🔸
・邦題 :『ボディ・アンド・ソウル』
・原題 :『Body and Soul』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1947
・日本公開 : 劇場未公開
・上映時間 : 104分
・受賞 : 第20回アカデミー賞 編集賞
・監督 : ロバート・ロッセン
・脚本 : エイブラハム・ポロンスキー
・原作 : ※※※
・撮影 : ジェームズ・ウォン・ハウ
・音楽 : ヒューゴ・フリードホーファー
・出演 : ジョン・ガーフィールド 、リリー・パルマー、ヘイゼル・ブルックス

🔸Overview （参考:Wikipedia）🔸
ボディアンドソウルは、ロバートロッセンが監督し、ジョンガーフィールド、リリパーマー、ヘイゼルブルックス、アンリヴィア、ウィリアムコンラッドが主演する1947年のアメリカのフィルムノワールスポーツドラマです。エイブラハム・ポロンスキーの脚本は、1939年の映画ゴールデンボーイに部分的に基づいています。

• #MyDVDArchive

異色ノワールという触れ込みを聞いて、過去にクリップしていたこちらを鑑賞。

富と名声を得たものが欲望の落とし穴にハマっていくような流れはフィルムノワールの空気感だが、全体を通して、ひとりのボクサーの人間ドラマとして、かなり骨太な仕上がりで見応えがあった。
自身が負けるようにネゴられた八百長試合の直前に、主人公がこれまでを回想していく、というストーリー。成り上がっていく様子からヒロインとの恋愛、友情、腐敗、欲望と金、欺瞞、などなど、ノワール的なテーマとボクシングドラマの融合が良い。
後半のボクシングシーンのリアリティと緊張感が素晴らしい。
その後のボクシング映画に影響を与えると思うが、どこかアロノフスキーの「レスラー」も感じた。

• #vhs

ラストは、二人の行く末を思わずにはいられなかった。どこか不安な気持ちにさせられた。パトロンに、、、大丈夫かなあ。


ボクシングは実生活においては、自分にとって申し訳ないが何の価値もない競技なのだが、ほんと映画の題材にはバッチリハマる。

本作も、家族、恋人、友人、ライバル、そして怪しいパトロン達とのやりとりに重厚なドラマが生まれる。本作はどの要素も丁寧に描いていてめっちゃおもろかった。散漫にならず、観ている間は夢中で、終わってみるとほんとよくまとまっていたなあと。

リリーパルマーいい！
先日観た「外套と短剣」でも良い味だしてたが、ガーフィールドとの相性もばっちりだった。正統派美人では決してないが、やり過ぎないのに情熱的に感じさせてくれる。
傷にキスしていくシーンは惚れます😄


ショーティーとベンには、、、😢

あーもう感情のだだ漏れ。


また観よう！