あぁ この監督の美学の原点がわかってきたぞ
音楽愛はもちろん どこまでも”喪失“の中に”希望“を見い出す人なんだなぁ

-痛みの先にしか前に進む道はない-
と 爽やかに言い切ってる説得力が たとえ詐欺に近くっても 信じてしまえるほど 胸を打つんだもんさぁ

キリアン・マーフィが素晴らしい
今よりもっと あやふやな演技が ちょうど思春期の不安定さを体現してるし この人の目線って心の深い部分での安心感がある気がする

曲こそ流れないものの アイルランド感丸見えの ニュー・イヤーズ・デイ

アイスクリーム

父を亡くした19歳のジョナサン
盗んだ車で崖から飛び降り、自殺を図る
しかし生き延びた彼は、精神病院へと行くことを選び....

随所に音楽が流れてジョン・カーニーの片鱗がみえる

自殺願望の若者、揺れる心
サブタイトルは分からんでもない

キリアンが若い！
あとトリシア・ヴェッセイが良かった

精神科医とのやり取りが面白い
紅茶の話好き

ラストも良い感じ

『ONCE ダブリンの街角で』
『はじまりのうた』
『シング・ストリート 未来へのうた』
のジョン・カーニー監督の初期作品(^^)
日本未公開。

フィルマークス上のジョン・カーニー監督作品制覇です❤️


父親の死から、自殺を行なってしまうくらい鬱状態になった19歳の主人公。
(冒頭からぶっ飛んでて、頭が追いつかないww)
主人公が精神科病院で出会った、グループセラピーのメンバーとの交流を繊細に描いていく今作品。
上記3作とは全く毛色の違う作品でしたけど、ジョン・カーニー節は満載でした♬


主演は、若かりしキリアン・マーフィー(^^)
なんとも言えない色気というか、危なっかしい独特な雰囲気を持っていて、ただ歩くだけ、自転車を乗るだけのシーンでも絵になる💦
これが、後のスケアクロウかw

今作は上記3作のような音楽映画ではないけど、BGM、挿入歌、主題歌がやはりグッド♬

ストーリーは万人受けはしそうにない印象だけど、ジョン・カーニー監督好きなら要チェケらな作品でした(^^)♬♬