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スティーヴ
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目次

スティーヴが配信されているサービス一覧

配信サービス配信状況無料期間と料金
Netflix見放題なし 790円(税込)〜 1,980円(税込)
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スティーヴが配信されているサービス詳細

Netflix

スティーヴ

Netflixで、『スティーヴは見放題配信中です。
Netflixに登録すると、15,000作品以上の見放題作品を鑑賞できます。

配信状況無料期間と料金
見放題
なし 790円(税込)〜 1,980円(税込)
今すぐ観る
月額料金無料期間見放題作品数ダウンロード同時再生可能端末数ポイント付与
790円(税込)〜 1,980円(税込)なし15,000作品以上可能1端末〜4端末-
映画作品数
10,000作品以上
支払い方法
クレジットカード/キャリア決済/PayPay/ギフトコード

Netflixの特徴

  • 質の高い豊富なNetflixオリジナルコンテンツ
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スティーヴの作品紹介

スティーヴのあらすじ

スティーヴは学校の健全性を保ち、差し迫る施設閉鎖を回避しようと奮闘するのだが、同時に自身のメンタルヘルスとも闘っていることが明かされていく。そしてスティーヴの苦闘と並行して描かれるのが、自身の過去と未来の間で板挟みにあう、問題を抱えた10代の少年シャイ (ジェイ・ライカーゴ)。彼は自分の内面のもろさや、自暴自棄になり暴力に走ってしまう衝動と折り合いを付けようともがいていく。 Netflixで2025年10月3日配信開始

スティーヴの監督

ティム・ミーランツ

原題
Steve
製作年
2025年
製作国・地域
アイルランドイギリス
上映時間
93分
ジャンル
ドラマコメディ

『スティーヴ』に投稿された感想・評価

幽斎
4.4
1990年代半ばを背景に、精神の不調を抱える校長が、思い通りに為らない生徒達を纏め、学校を立て直すラストチャンスの1日を描いたドラマ。Netflix映画。

Cillian Murphy 49歳。アイルランド出身の国民的俳優、レビュー済「オッペンハイマー」でアイルランド出身で初のアカデミー主演男優賞。彼は大学を中退して映画、舞台で活動。大手レコード会社からオファーが来る程、ロックバンドのボーカルでも人気者。転機と成ったのはDanny Boyle監督「28日後...」、遂に栄冠を掴んだ。

自身の製作会社Big Things Filmsを立ち上げ、今後は本作の様な小粒でもキラリと光る作品に出演。原作を書いたMax Porterもイギリス人、繊細な人物描写に定評が有り、2023年に発表した中編小説「Shy」に基づく。Cillian Murphy とMax Porterは「Grief Is the Thing with Feathers」演劇でも主演を務め、関係が深い事が本作に繋がる。イギリスとアイルランドで劇場公開、全世界Netflix配信。

プロットは「学校」。貴方も自分の学校生活を思い出して下さい。楽しい事より寧ろ辛い事が多いと思います。日本は先進国の中でも学校教育に関する予算が少ない事は余り知られてない。日本維新の会が高校無償化、大学無償化を推し進めたが、タダなら良いってもんじゃない。貧困の格差なく平等に教育の機会を与える事は政府の責任。環境が荒廃してるから、トクリュウの片棒も後を絶たない。

根性とか努力とか愛国とか、石器時代の考えで体育会系の精神論では成り立たない。アメリカでは「寄付」と言う大谷さんの様にしっかり儲ける人は寄付をしないと世論は認めず、ソレが教育にも活かされる。本作が映し出すのは、教育現場で困窮する「最下層」。社会や家庭に馴染めない少年だけを集めた支援に特化した「寄宿学校」。正式にはBoarding Schoolと呼ばれ、問題は費用対効果。

描かれるのは日本で言う非行少年、個々に事情の異なる生徒を取り仕切る校長をCillian Murphyが演じる、ほゞ「1日だけ」の物語。慌ただしいシチュエーション、見る側に混沌とした様子も伝わり、キャラクターの心理的な葛藤が心に刺さる。監督に選んだのはベルギー人Tim Mielants。「Small Things like These」作品でCillian Murphyと仕事をしたホヤホヤ、原作も監督も自身の人脈で選んでる。

自身がセレクションしたスタッフ、自分の製作会社の作品。Cillian Murphyも「オッペンハイマー」より更に気合の入った演技を見せる。尺も93分と短いのでお勧めし易いが、リアルな描写に神経を削られる方も多いだろう。最初に言うが決して面白い作品ではない。一つだけ言える事は、視聴回数が見込めない重いテーマを、NetflixがCillian Murphyの志に意気に感じて作品として完成させ、世に送り出した事。Netflix加入の方、全員に見て欲しい問題作。彼はいつ見てもカッコよ(笑)。

【ネタバレ】自己責任でご覧下さい【閲覧注意!】

アメリカ映画で「学校」テーマにする作品は少ない。ソレは現実の社会問題を俎上に上げても、問題解決を論じる事にエンタメを感じないから。スタントン・ウッド学校に取材に来た人達は、議論する「ネタ」選んでる事が窺える。要は「こんな学校に多額の税金を投じる価値は有るのか?」アメリカ映画なら既に詰んでるプロット。

本作では議論こそ無駄で愚問と一蹴。「誰一人取り残さない」、価値が無い人間なんて居ない。ジャッジする方が間違ってる、教育の正論で論破。因みに本作はアメリカでは不評、弱肉強食が当たり前の社会だから「甘えんなよ」感情も透けて見える。取材のカメラと対照的に、映画のカメラは生徒達の価値を純粋に映し出す。表から見えない「素」の感情を共有するから、この学校は必要なのだ。

Steveが残した録音は、生徒の内に秘めた良さを纏めたモノ、「視点が違えば見方も変わる」。支援が見い出した成果そのもの。痛烈な皮肉として登場する下院議員。呑気に「共産主義から守らないと」民主主義なんだか知った風な自惚れ。しかも、生徒や職員には薄っぺらい言葉にしか感じない。始めに言いましたが良質な教育にはコストが掛かる。政治が機能不全だから寄宿学校が必要なのに。

性加害の問題も後回しを通り越し、スティーヴも責任を問われ有罪の可能性も。学校の予算が削られ、雇用も満足に出来ず、肝心なケアの質も疎か。日本の医療現場も全く同じ、国の「公定価格」決められ、今の物価高で薬も医療機器も値上がりするばかりでも、一般の会社の様に治療費は値上げ出来ない。自民党の無策で貴方の住む地方の基幹病院がある日突然、閉鎖する事も現実に起きてる。

最終ラインを超えるか超えないかギリギリのスティーヴ。温かい妻と子供に恵まれてるのに、彼には届いてない。過去に交通事故で幼子を殺した、罪滅ぼしが事業の動機。「誰かを助けたい」信念は、「実は本人がケアが必要」問題に突き当たる。私の専門はミステリーだが、映画のラストは不穏。スティーヴが一線を超える可能性も。果たして家族団欒で約束した「夕食」は食べられるのか?。スリラーなら屋根裏へ登り自殺。泥だらけの服を着替えないのが伏線。だが、本作に関してはソウ為って欲しくない。Cillian Murphyの演技を超えた「何か」感じざる負えない。

「Very, very tired」物事には価値が有るか無いか、では推し量れない事も有るのだ。
雄樹
3.8
【いつかはよくなる】

去年『オッペンハイマー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したキリアン・マーフィーの新作がネトフリで見えると聞いて堪らず鑑賞しました!
まず問題児だけでの少年たちを更生させる学校の校長の「スティーブ」が急に廃校が決まったり、生徒たち問題を起こし、更にTVの取材など、怒涛の1日をじっくり描いた所は良かったです。
それに少年たちの悩みを深く少し衝撃的に描いている内容はビックリで、更に監督の表現の仕方や演出も素晴らしくて驚きも多い作品でした。
更に流石にアカデミー賞を受賞した後の作品に自分の地元の問題を深く描いて凄く地味な作品を選んだキリアン・マーフィーのチョイスと安定感抜群の演技も凄く良かったです。
最後に少年たちが抱える闇とその生徒たちを救いたい先生たちの苦悩を衝撃的で攻めた演出と内容は凄かったですし、万人受けする作品では無いですが、映画好きには響く様な作品でした。
非行少年など社会からはみ出た人を受け入れる寄宿学校の校長を務めるスティーヴ。数々の問題に翻弄されて、疲弊しながらも現実と向き合おうとする姿を描いたヒューマンドラマ。

「オッペンハイマー」でオスカー受賞の快挙を成し遂げたキリアン・マーフィ。歴史上の人物を演じた彼が次に選んだ作品は、スケールはかなり小さくなったものの社会的な問題を提起するヒューマンドラマである本作。

まさにキリアン・マーフィの真骨頂。問題児だらけの学校の運営に奔走するも、自らの悲痛な過去に苛まれて、薬が手放せない状態。そんなボロボロのスティーヴを様子を演じ切っていたと思います。

ドキュメンタリー風味の作風も味がありましたし、スティーヴが寝てる時に見る悪夢の映像表現も凄い。

補助金削減の煽りで学校が封鎖される事態を知らされたスティーヴたち。怒りをあらわにしながらも、そこで語るこの学校の存在の大切さ、人の人生を預かっている責務。本作で一番印象に残った場面でした。

とにかく暗いし、しんどい場面だらけ。キリアン・マーフィよくこの作品選んだなと思いましたね。社会問題の提起を1日の出来事として詰め込んだ本作。気になる方は是非ご覧になってみてください。

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