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太郎さんの汽車
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太郎さんの汽車の作品紹介

太郎さんの汽車のあらすじ

汽車が大好きな太郎さん。お父さんのお土産のオモチャの汽車に大喜び。 遊び疲れて眠ってしまうと、夢の中で本物の汽車の車掌さんになっていた。 乗客は動物たちだが、マナーを守らない乗客のために大騒ぎに…。

原題
製作年
1929年
製作国
日本
上映時間
5分
ジャンル
アニメ

『太郎さんの汽車』に投稿された感想・評価

OSHO
4.0
「[活弁]映画でよむ クラシックアニメ篇」
というイベントで視聴
※活弁師 武藤兼治

これは凄い!
1929年(昭和4年)に、
実写→ストップモーションアニメ→セルアニメ
という映画を短編とは言え、製作していたのか!
まったく知りませんでした。

序盤は、実写で汽車大好きの太郎くんの話し。友達と汽車遊びをしていたら、金持ちそうな父親が汽車の模型おもちゃを買ってくれて、家族で模型の汽車で遊ぶ。(昭和4年には模型の汽車があったのですね)

夜になって太郎くんが寝たら、汽車が箱から飛び出して太郎くんの元へ(←10秒程だけど、ここはストップモーションアニメになっている)

そこからは、普通のセルアニメになって、太郎くんは車掌になっていて、そこからお笑い込みのドタバタ劇。最後に汽車は破壊してしまうけど、

(また、実写に戻って)太郎くんが朝、目覚めたから、模型の汽車は壊れてなくて、太郎くん一安心…という話し。

ただの夢オチなんだけど、その後のさまざまな映画の元ネタになっているようなストーリーでした。
昭和4年には日本の映画&アニメ技術ってすでにかなりのレベルだったんだ!

※Filmarksでは5分となってますが、今回は15分バージョンでした。
【大人になったら何になる?】

GWって「ゴールデンウィーク」って意味だったんですね。
てっきり「ゴロゴロしながらテレビを観る」っていう意味の「GORONE de WATCHING(ゴロ寝でウォッチング)」の頭文字だとばかりwww。

今年のGWはギリギリまで娘っ子(中三)の部活の日程がわからなかったので、家族単位の予定もなかなか立てられず、結局dm父さんは息子っちと二人でお留守番の日々・・・。
たま~に用もなく近所のイオンに行ってみたり、フラフラと家の周りを散歩したり・・・
そうね~天気も良かったし「ご機嫌ウェザー(GOKIGENN WEATHER)」のGWってのもアリかも(笑)

なんて感じで、久しぶりに映画でも観よっかな~なんて思いながらアマプラ起動。
折角のお休みだしね~って思いつつも、やっぱり長編はなかなか気持ちが付いていかないので「それならば!」と片っ端から短編を物色。

そうそう、忘れてたけどGWって「こどもの日」がど真ん中にあるんだよね~。
懐かしいな~
自分が子供の頃は、毎年3段くらいある五月人形を仏間に飾ってもらっていて、いっつも兜を被って写真撮ってもらってたっけ。

子供の頃かぁ・・・・
「大人になったら、恐竜博士になる!」っていつも言ってた気がする。
博士になるためには「いい高校」「いい大学」に入らなきゃいけないし、そうなるためにはたくさん勉強しなきゃならない・・・っていう「人生設計ピタゴラスイッチ」は後々「厳しい現実」として叩きつけられるとして、この頃は単純に「恐竜が好き」だけで博士になれるって心から信じていた。

で、このお話の太郎さんは汽車が大好きな元気な男の子。
今日もお庭に友達をたくさん集めて「汽車ごっこ」で遊んでいると、そこへお父様が大きなお土産を抱えて帰ってくる。
(やった~!)
友だちとの挨拶もそぞろにお父さんと家に入っていく太郎さん・・・

この作品が作られたのが1924年(昭和4年)ってことを考えると、当時にしては相当お金持ちな家庭なんだろうな・・・って事が伝わってくる。
お父さんもお母さんもお上品だし、お家は大きな庭付き一戸建てでとても立派だし、何でもない日にお土産っていってオモチャ買ってきてくれるし。
なるほど・・・・
子供向けの短編映画なのに「太郎さん」っていう呼び方に若干違和感があったのはそこか!?
こんなん「太郎君」や「太郎ちゃん」なんて軽々しく呼べませんわ(笑)

って感じで汽車のおもちゃを買ってもらった太郎さん。
今でいうプラレールの原型みたいなおもちゃなんだけど、やっぱりこんなの買ってもらえるなんてお金持ちやんね~。
「もう寝る時間だから、また明日になさい」なんてお父さんから丁寧に諭されて、これまた「はい」って素直にお片付けする太郎さん。

・・・ここまでだったら普通の「昭和の人々の生活」的な、いわゆる「記録映像」のような雰囲気で終わりそうだったんだけど、ここからちょっと趣向が変わります。
それまでの実写パートから急におもちゃの汽車がストップモーションで動き出し、やがてアニメーションに切り替わって「太郎さんの夢の中」へと入っていきます。

夢の中の太郎さんは大好きな汽車の車掌さん。
豚や、鶴、馬や牛、猿など、個性豊かな乗客たちが巻き起こす珍騒動に巻き込まれながらも、笑顔で対応していきます。

上手いね~
子供の遊び(憧れ)を見せておきながら、さらっとマナーや社会規範、道徳心などを忍ばせるようなお話になっていて、これ一本観ると、ちゃんと学校の道徳の授業が1コマ成立しちゃうような内容になっている。
それでいて、「仕事=現実」みたいなビターテイストで終わるのではなく、好きなものを好きなままでいられる距離感も否定しない着地。

実写のドラマパートの後に「ストップモーション(ちょっとだけどね)」や「アニメーション」など、様々なテイストが盛り込まれていて、実は技術的にもなかなか手が込んでいることが伺える力作。
個人的にはこのアニメーションが何とも味わい深くて、ちょっとポイント高かった部分ですね。
あとFilmarksでの上映時間は5分となっているけど、実際はもっと長いです。
恐らく「アニメパート」だけ抜粋した作品の時間ってことなのかな?
でもこれは前半のドラマパートもセットで見た上で「太郎さんの汽車」という作品が成立するので、可能であれば繋がっている方をご覧になった方が良いと思います。

単なる「マナー啓蒙映画」っていう造りではなく、ちょっとアクセント付け加えた感じでしたし、また音楽も楽しくなる曲だったので、全体的に明るいお話でもあったので、子供たちにみせてもそこまで押し付けがましくはないんじゃないかな。

・・・ただ、太郎さん、いや太郎坊ちゃん。
あの親の財力があればもっと凄いことも出来そうなもんだけどね・・・。

・・・と「こどもの日」らしからぬ「いやらしい現実」を叩きつけてみるdmなのでした。

『太郎さんの汽車』に似ている作品

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上映日:

1932年06月03日

製作国:

上映時間:

90分

ジャンル:

配給:

  • 松竹
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