仲間のダンサー達と共に保守的なダンス界に殴り込みをかけるというストーリーはシンプルでこれといった意外性は皆無ですが当時最先端のダンスパフォーマンスがふんだんに披露され80年代中盤の雰囲気が凝縮。キャッツアイやオリビア・ニュートン=ジョンの「フィジカル」を思い出すレオタードとレッグウォーマー、ヘッドバンドに日の丸&謎の日本語Tシャツには時代を感じますが背中を地面につけて両脚を開脚し回転する通称・ウィンドミルやクラフトワーク「Tour De France」をバックに箒を使ったパフォーマンスにはただ圧倒されるのみで、松葉杖を使ったハンディキャップの方のダンスも凄まじいです。
ダンスはせずラップのみですが若かりし頃のアイスTもちょっとだけ出演。バーケイズ「Freakshow On The Dance Floor」等ダンスナンバーも当然の如く充実。