終わってしまうGYAO！　を惜しんで。

サトウトシキ×イマオカシンジの青春と青春の末期とさらにその後の物語。

劇中歌で何回か使われる変な曲がやけに耳に残る。

手錠の使い方がうまい。

出演者の中に松江哲明の名前がありました。

援助交際、ダメ絶対！！

２０００年代前半のピンク映画。

安心して下さい。
確かに[手錠]も[ロスト・ヴァージン]も[援助交際]もするけどそんなエロくもハードでもないんです。（ピンク映画館へ行った人はコレで満足だったんだろうか..）

このぼんやり感こそが当時を象徴する邦画が姿なんですねぇ～！！

作りがちょっと変わってて＜１０年前の夏＞＜５年前の夏＞＜現在の夏＞とある夏の時期を切り取って３部構成になってるんですねー。この辺の脚本は安心と信頼のいまおかしんじさんが書いてるのでサスガですよ！でも全部雰囲気一緒なのでテロップ出なかったらかなり分かりづらいですけど。

援助交際で処女喪失しようとした主人公が手錠をかける変質者に遭遇し、そっからパッとしない１０年。やっぱり援助交際をたまにしながら何となく生きていく主人公の姿を描きます。

一応色々 出来事はおきますがもうちょっとだけメリハリが欲しかったです。あとエロ要素を。。

一応当時は話題になったらしく主演の佐々木日記（知らんです）が2002年度ピンク大賞新人女優賞をとったらしい。。

• #片腕２００２年公開映画

10年前、私を拘束した手錠が今はアクセサリーに思える。全てが変わってしまった世界の中で変われない私と変わらない大人になった場所、その場所での再生。カラオケ、タバコ、泥酔、夜道、朝、フェラチオの反復。五年前の汗かき男、因縁の手錠男、灯油かけられて火付けられるってなによ…。初心者は玄人へ、でも人生はまだまだこれからでと、ポジティブ過ぎる着地。