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シーズ・レイン
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『シーズ・レイン』に投稿された感想・評価

tetsu
4.0
地元・神戸の映画というのと、岡田惠和さんの脚本と知り、未配信だったため、地域の映画祭に参加して、鑑賞。

神戸出身の小説家・平中悠一さんによる小説『She's Rain』の映画化。冴えない高校3年男子"ユウイチ"は、友達以上恋人未満の"レイコ"と、帰ってきた幼馴染み"ユウコ"の間で揺れ動く……。神戸のセレブ高校生たちによる青春ラブストーリー。

阪神・淡路大震災の起こる少し前、バブリーな神戸が残された映画としては、『べっぴんの町』に通ずる記録的価値のある作品だと思う。

鑑賞当時は、年内ベスト級に良かった『劇場版 そして、生きる』と同じ、岡田惠和さんの脚本と言うのもあって鑑賞したが、予想を上回るトレンディな世界観に驚いた。

とりわけ、印象的だったのが、ヒロインに恋する男子学生"タカノブ"が、彼女が『華麗なるギャツビー』を読んでいることを知り、豪邸で大がかりなパーティーを開催するシーン。

ナイトプールの周囲に火花を散らしながら、大豪遊する様子(1人あたり参加費5000円!)に、今はなきバブル時代の活気を感じた。

正直、物語はひと昔前の少女漫画的な夢物語で、ツッコミどころは多いが、それが世間離れしていて、逆に愛おしい。

二股歯医者に思いを寄せるヒロインや好きな相手のバイト先で働き始める青年、彼女を作ることに興味がないと言っていた主人公に訪れる史上空前のモテ期……。

裕福な登場人物たちの日常に共感はできないものの、目が離せない恋愛映画という意味で、鑑賞当時は『本気のしるし 劇場版』が頭によぎった。

当時の美しい神戸の夜景はもちろんだが、後半のパーティーシーンでの一回転ショットなど、映像演出も印象的。

特にクライマックス、雨が降るなかで、窓の雨が青タータン柄の傘の回転へと替わり、女性が去っていく後ろ姿を写すシーンにはえも言えぬ感動があった。

というわけで、神戸映画の隠れた名作として、多くの人に知って欲しい本作。

配信は過去にWOWOWで行われた程度、受注生産のBlu-ray版も販売が終了してしまったため、鑑賞の機会が限られているのは事実。

とはいえ、2年前にデジタルリマスター版が製作されたため、もしかすると、日の目を見る機会が増えるかも……。

関西近辺にお住まいの方は、ぜひ、例年11月ごろ開催の「宝塚映画祭」を、それ以外の方は、ぜひ、配信やソフト版販売の予定をチェックして、来るべきタイミングで鑑賞していただきたい一作だった。


以下、折角なので、鑑賞当時のメモ書きも記録しておく。

発見したロケ地
・阪急六甲のいかりスーパー
・べっぴんの町にも登場したバー
・ポートアイランド→神戸大橋(空撮)
・ポートピアホテルのプール
・三宮センタープラザのジュンク堂
・しおさい公園からの夜景

舞台挨拶メモ
・同監督がのちに手掛けた『神戸在住』のロケ地は、芦屋市を除いて、本作をなぞっている。
・Googleマップなき時代、プールのロケ地は消防署が保管する地域の航空写真で発見した(消防局は水の所在を知っておく必要があった)。
・制作にはお金持ちのお偉方も関わってくれたそう。
・原作者は予備校時代に執筆した。
・大森一樹監督が原作を読み、白羽弥仁監督に打診が来た。
・当時はFM東京のDJだった岡田恵和さんを脚本に抜擢。
・監督は岡田さんが提案した物語のアイデアのうち、九割を却下した。
・岡田さんのアイデアで採用したのは、恋人がやって来るまで主人公がピアノを弾くのを我慢するシーンとのことで、「現在の恋人のために待つ」というのは、彼の脚本作の原点に当たるのかもしれない。


参考

She's Rain / シーズレイン予告編 (HD版)
https://youtu.be/3tG0qtFO6jY?si=bO8rTixr2hrEbYaP
(高画質版の公式予告。この映像だけでも作品の雰囲気は伝わると思う。)


【Next Movie's HINT】
かつての神戸の原風景
>>神戸出身作家の原作映像化
神戸を舞台に友達以上恋人未満の
高校生たちを描いた同名小説の映画化

このキャッチフレーズだけ見たら
甘酸っぱい青春物語を想像するけど
90年代らしいバブルな雰囲気と
お金持ちの高校生たちの
富豪っぷりが想定外で驚いた!

芦屋のお嬢様の設定の小松千春さん
小麦色に日焼けした彼女は
天真爛漫なレイコのキャラにぴったり
一方、素朴で優柔不断なユウイチくん
ハッキリしなくてヤキモキした

女子高生と歯科医のお遊び
華麗なるギャッツビーを真似た
パーティーなど遊び方が
もはや高校生レベルではない笑

高校生がお酒飲むシーンとかも
この時代はOKだったのね😆

作中のユウイチくんの
ピアノの弾き語りはとても良かった

脚本に岡田恵和さんの名前が
あったので気になって観てみたけど
90分でサクッと観れて
昭和の懐かしさを味わえる作品でした

🍎2025-79🍎
第25回宝塚映画祭
2024年11月1日-11月7日
会場:宝塚シネピピア
関西映画傑作選

本作を鑑賞する前に約35年ぶりに原作を再読。神戸を舞台にした高校2年生の男女の夏休み前の4日間を描いた物語。

今読むと空気のような小説。私は原作者の平中悠一さんとほぼ同世代。私の青春時代(死語)はこんなではなかったけれど、確かに80年代にはこんな空気感もあったような。

原作で重要な〝音楽〟〝眼鏡〟〝雨〟が映画ではあっさりと描かれており、原作とは全く違う質感になっている。

空気のような小説に肉付けしていくと、俗っぽくなってくるのは致し方ないか。

デジタルリマスター化してからの初めての劇場公開。震災前の神戸と阪神間の風景、街並みなど満載。白羽弥仁監督の舞台挨拶もあり楽しい一日でありました。

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