悪魔の眼を配信している動画配信サービス

『悪魔の眼』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

悪魔の眼
動画配信は2025年10月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『悪魔の眼』に投稿された感想・評価

地獄のサタンにものもらいが出来てしまい、その原因が地球に住まう牧師の娘の貞節だと知るや、彼女を堕落せしめよと使者のドンファン男を送りつける。まずドンファンの従者が牧師の妻をあっさり籠絡し、ドンファンの誘惑に娘もやがて屈する。だがドンファンもいつしか本当に彼女を愛してしまっていて…。女は嘘をつく。”誰も嘘をつかなかったら人生は悲しいことになる”と娘は言う。女の嘘を疑いもしない男(例えば牧師)は安楽に生きていけるだろうし、女が嘘つきだと知っている男(例えばドンファン)はこの後苦悩に生きることになるだろう。嘘をついている側である女はどの道不幸であるようだ。そして結婚式の日、娘はドンファンとのことなど何もなかったように、新郎の為に平然と嘘をついてやるのだ。男は女の詮索など益体もないことをせずに騙されている方がより幸福な人生を送れるのかも知れない。女は常に男の一枚上手なのである。
ベルイマンの珍しいコメディ作品。公開当時、女性蔑視だと女性客からは総スカンを食ったらしいけれど、ベルイマン自身も本作を嫌っていたそうである。ただお話としては皮肉が効いていてとても面白い。スカルラッティのハープシコードのソナタが物語を格調高く彩っている。
所有DVD再鑑賞。
「人間の貞節は悪魔のものもらい」みたいな意味合いの諺を下敷きとした喜劇。数々の女性映画を撮ってきたベルイマンが皮肉にも女性層から叩かれてしまい自身のフィルモグラフィーから抹消したがっていたらしいけどどちらについてもソースは確認できず。
聖性と俗性の二項対立を軽妙な筆致で古典落語の様に纏めあげてしまう手捌きは紛れもなくベルイマンのそれ。言うほど悪くないです
イングマール・ベルイマン監督作品。
地獄の悪魔の眼に物もらいができ、物もらいを取り除くため、地獄にいたドン・ファンを処女の貞節を奪うよう現世に派遣するが・・・という話。

アイルランドの諺を基にしたファンタジーコメディ。地獄の人物達、メラメラと燃える地獄の炎の幻想感はベルイマンらしくていい。

ベルイマンらしく、神、貞節、善について皮肉めいたようなコメディで面白い。
ドン・ファンのなんとも落ち着いた態度と、従者ペドロのいきり立ったキャラが良かった。

『悪魔の眼』に似ている作品

イングマール・ベルイマン:1957年

製作国・地域:

上映時間:

121分
3.6

あらすじ

スウェーデン出身の巨匠イングマール・ベルイマン。世界的成功をおさめた代表作『第七の封印』『野いちご』の2本が公開され、演劇やテレビ映画も手掛けた「1957年」を中心に、謎と波乱に満ちた生涯…

>>続きを読む

ウィッチ

上映日:

2017年07月22日

製作国・地域:

上映時間:

92分

ジャンル:

配給:

  • インターフィルム
3.4

あらすじ

1630年、ニューイングランド。父ウィリアム(ラルフ・アイネソン)と母キャサリン(ケイト・ディッキー)は、5人の子供たちと共に敬虔なキリスト教生活をおくる為、森の近くの荒れ地にやって来た。…

>>続きを読む