ルネ・クレールの 明日を知った男の作品情報・感想・評価

ルネ・クレールの 明日を知った男1944年製作の映画)

IT HAPPENED TOMORROW

製作国:

上映時間:84分

4.0

「ルネ・クレールの 明日を知った男」に投稿された感想・評価

び

びの感想・評価

4.5
スタージェスやルビッチのような多幸感パない。突然上司から明日の新聞を渡される記者ディック・パウエル。一見するとコメディ色強しな話だけれど次の日の1面には自分の死を告げる記事や、実はその上司は数日前に死んでいたというなんともトラジコメディ寄り映画。ペテン師と揶揄されるパウエルの汚名返上するべく自ら川へ身を投げるリンダ・ダーネルの姿に涙溢。ふたりを隔てるボート!!ラストの金婚式を冒頭に持ってくる粋な演出、ロマンチストなルネ・クレールさん最高すぎるぜ。
19世紀末のアメリカー。新聞社に勤める若い記者が、定年退職した老人から翌日の新聞を手渡される。そこには翌日の記事が掲載されており、これを利用して一躍スクープ連発。

しかし、明日の出来事を知ったがためにトラブルに巻き込まれていく男の顛末をコミカルに描くファンタジー。名匠ルネ・クレールが戦火を避けて米国に渡り撮影した3作目(脚本兼)。日本では劇場未公開で、VHSをレンタルして📮です。
この多幸感、さすがルネ・クレールとしか言いようがない。金婚式から始まり、過去へ戻ると新聞社で歌を歌いながらビールを飲む。冒頭5分だけでも最高の流れと画ではないか。話としては明日の新聞を渡され、未来を知ることになった男が主人公。女が溺れるという未来を知ったときに、川へ飛び込み、水上で仲直りする男女。神か?
後半、ディック・パウエルが未来を知ることで強欲になる下りはBTTFみたいだが、その後のゴタゴタはもう少し盛り上がる展開にできたのではないか…。ただラストが素晴らしいので文句なし。雨避け〜(泣)
aaabb

aaabbの感想・評価

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人生ベスト
愛と死が未来を予告する。ルビッチの結婚哲学くらい面白い。しあわせ。