幼馴染の男女が金欠状態からの脱出方法としてポルノ映画を撮ることを思いつき、自分達も出演するけど、その過程で自分達の関係性やお互いへの感情を見つめ直すことになるというストーリー、ということで全て説明可能。

下ネタがとにかく強いのだけど、セスローゲン出演作は下ネタが青春性を帯びるのは何故だろう。だから不快にならない。
今作ではセックスが人間関係に与える影響を良い面悪い面両側から示唆しているのが良かった。

ケヴィン・スミス監督とセス・ローゲンとエリザベス・バンクスが
揃っているけれど、何だか、それほど面白くはない。

ただ、アメリカって、ハリウッドって、日本ではできないだろう
下品系コメディをほんと量産しているけど、明るい下品が市民権を
得ているのだろうな～とつくづく思う。イメージとしては、日本では
ちょっとHなVシネ系でTSUTAYAの棚の隅に置かれる作品が、明るく
全国公開される感じ。やはり、ジャド・アパトー軍団が築いた
おおらかな文化なのか（笑）

幼馴染同志のルームメイト、セスとバンクスが金欠でプライベート・ポルノの製作に乗り出すという馬鹿でHなストーリーラインなのだが、下品な台詞は沢山出るのだけど、一応、幼馴染の微妙な距離感のロマコメでもある。

でも、ロマコメにしたら、下品すぎるし、かといって、
エロティックコメディという程、エロスがあるわけでもない。
で、笑える小ネタはあれど、そんな爆笑できる面白さも無い。

このチームにしては、設定ありきのもう一歩の作品だと思う。

記録。
無いと思ってたはずなのに…ポルノで気付く互いの本心。

ケヴィン・スミス監督作、下ネタ万歳で少しエッチなラブ・コメディ。
珍しく邦題が良い仕事してるな。キャッチーで何かイイ感じ。

あらすじは…
ルームシェア中の幼馴染ザックとミリー。お互い気軽に下の話を出来るくらい気の置けない関係だが、恋愛関係には無く、一つ屋根の下にいながらもＨ無し。
ある日滞納で電気・水道といったライフラインを止められてしまった二人は、自らが出演するポルノ映画制作で一山当てようと画策する…

「チェイシング・エイミー」にKOされて以来、ケヴィン・スミスの信者となりつつある僕はちょっと贔屓目になっちゃってるかもだけど、本作もかなり楽しめました。

かなりぶっ飛んだ内容で、普通は「金無ぇからエロビでも撮って売るか」なんて絶対ならないのに、ノリとアイディアで割とトントン拍子に進行してくポルノ制作。楽しそうじゃんか 笑

上品さなんてクソ喰らえと言わんばかりに包み隠さない下品さも個人的にはイイ所。そうそう、ここまで振り切ってくれなきゃ笑えない。
でもかなりエグい方に分類される下ネタが頻出するので、ここは人を選ぶかも。

鍵閉めずにウ○コして逆ギレするエリザベス・バンクスに、股間に使い捨てカイロ入れて下の毛焦がしちゃうセス・ローゲン。冒頭のこの時点で眉をひそめちゃう方も、ちょっと我慢して観てほしいな。ちゃんと素敵なエンディングが待ってるから。