映画オタクvs映画オタクの死闘！

映画オタクな大学教授が一目惚れして買ったカッコイイ（ダサい笑）指輪は切り裂きジャックのものだった！その日から人を殺す夢を見始め、翌日になると夢で見たのと同じ殺人事件が起こってるんだけど、まあいいや☆ってなるスラッシャー。

先月の頭くらいにレンタル開始したポンコツホラー映画。いつも通り店舗になくて、これまたいつも通り誰が借りてんのかずっと取寄せ在庫もなかったんだけど、やっと借りられました！

冒頭からテレビドラマ感丸出しのチープな映像のせいで最後まで見れるか不安だったけど、案外面白くて脱落せずに見れました。

映画オタクな大学教授の主人公が「映画から見る凶悪犯罪」みたいな授業を受け持ってるんだけど、そんな講義だから生徒にも映画オタクが…。そのオタは、先生がタイトルを間違えようもんなら速攻で指摘してきたり、夜遅くに「今やってる映画見てる？」と何度も電話かけて来たりと、こうはならんようにしないとって思わされるキモさ。彼女にも「あなたの映画解説にはウンザリしてるの」と言われる始末…。耳が痛いっすね（笑）

首をナイフで切り裂くだけじゃなくて、腹まで割いて内臓を取り出すというグチャドロな感じで次々にやっちゃうので割とグロ度は高めでなかなか気合入ってます。トムサヴィーニが重要な役で出演してるのですが、特殊メイクの方に参加してるのかは不明。IMDbには役柄の方にしか名前なかったので出演だけなんかな。この頃には物凄いキャリアを築き上げてたわけだから、助言くらいはしてそうな気がするけど。

何年経っても映画化され続ける切り裂きジャックという題材をもとに、切り裂きジャック（というか残虐性）に惹かれ続けてしまう人間が根底に抱えている病的で救いようのない異常性を指輪というアイテムとその継承を通して描いたのが本作だと思います。なのでテーマ的にはバーヴァの『処刑男爵』に近いですね。

なかなかのポンコツっぷりで映像的にも残念な作品でしたが、嫌いじゃないです。ハードル下げ下げで酒飲みながら見たので、むしろ結構楽しめました。

• #ホラー映画と怖い映画

切り裂きジャックの呪い…

ホラー博物館に寄贈して貰いたい指輪発見！！いとしいしと～♡

大学のホラー映画講座とか死ぬほど面白そうだった。専攻にしたいくらい。もっとやってもっとやって！このゼミのシーンが一番面白かった(笑)

ホラーマニアが主役のホラー映画は楽しいねぇ♪ウンチクたらたら～
映画の登場人物が劇中でホラー映画を観てるシーンって大好き！！！！！

殺害シーンで切り裂きジャックの顔が見えないようになってるの良い。首根っこﾌﾞｯｼｬｰ!!やって内臓ｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬやるの…ウェ～！結構やってくれちゃってる。

スラッシャーで私がいつも感じるようなエクスタシーは弱め。

サスペンス・スリラーとして楽しめた♪

さらりと観れる！
のどごし悪くない☆

2019.11.9 DVDで再見。

製作当時と思われますが米ホラー雑誌のファンゴリアで紹介されていて内臓をぶちまけたスチール写真を見て日本で公開されたら見たいなぁなんて思ってたら数ヵ月後に日本でビデオ発売された。
早速、レンタルして見てみたらビデオ撮りの何とも安いホラーでした。特殊メイクで持て囃されていたトムサヴィーニが客寄せパンダとして出ていますが主演ではなくて1日拘束のカメオ程度の出演でした。見所はそれだけ。期待した血まみれ描写も大したことありませんでした。

そして現在、少し前に日本でDVD化されたのを知り、そしてそして近所のGEOでレンタルされていたので初見以来の2度目の視聴してみました。

DVDになっても安いビデオ映像は相変わらずで以上に画面が明るい割りには画質は悪く、雑音もいっぱい入ってました。
もう服装のテイストが何ともダサくて、マジで80年代って異常な感性だったんだなって思います。

指輪の呪いで現代に蘇る切り裂きジャックの凶行で何人もの女性が喉を切り裂かれハラワタをえぐり出されます。

それほど面白くもないのに100分の長さ。微妙な会話にダラダラと長い運転シーンなどカットしてテンポよくした方が良いね。
映画と犯罪の講義の教授と映画オタクの生徒がメイン割りには映画の深いウンチクが語られるわけでもないのが残念でした。

しかしこんな映画がDVD化されるならもっと他の隠れた佳作みたいなのソフトにして欲しいですよねぇ〜。